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『読売VS朝日(社説対決50年)』 読売新聞論説委員会編・井沢元彦解説


読売VS朝日.jpg



憲法記念日ですよ、生徒諸君!新聞社はみな憲法に関してそれぞれ社説で意見を述べています。ぜひ読み比べてもらいたい。新聞を買わなくても、ネットで読めるからね。産経新聞のサイトに他社の社説へのリンクが付いているから便利。いろいろな意見があって勉強になります。

 ⇒ Sankeiweb



小泉前首相が訪朝し、北朝鮮が拉致を認めて以降、すっかり言論、特に国防や憲法に関して次々とオープンになってきました。以前は政治家が改憲などを口にすることは、即、“タカ派” のレッテルが貼られて、議論すらタブーのように感じていましたが。

今や、総理大臣が堂々と憲法改正を訴えて選挙をするかもしれないという状況で、ほとんどの世論調査で改憲が支持されているというのは、実に隔世の感があります。

今から15年くらい前でしょうか、読売新聞が自ら改憲試案をど~んと掲載した時は本当に驚きました。私は読売新聞のあの不遜な態度の○○さんは、絶対に好きにはなれませんし(笑)、朝日新聞はもう…、申し上げるまでもないかな(笑)。


読売に関しては、『虚飾のメディア』で、朝日に関しては『メディアの迷走』 を取り上げましたし、また、以前ご紹介した名著 『社会調査のウソ』 を見れば、読売が改憲、朝日が護憲の立場から、どちらも世論操作を行っているのは明白です。

が、それでも本書は興味深い一冊でした。


戦後、同一テーマについて書かれた両新聞社の社説を比較するという企画です。サンフランシスコ講和条約から始まり、消費税、日の丸君が代問題、石原都知事発言、歴史教科書問題など、両社の主張が大きく異なった30以上の話題を取り上げています。  

一応それぞれの論争にレフェリー役の作家、井沢元彦氏がコメントをするのですが、氏の判定では読売のほぼ一方的な勝利になっています。事実、時の経過によって“読売が正しかった” と証明されたものが多いようですが、個人的には、井沢氏の判定ほど一方的ではないような気がします。


本書の編集は読売側が行なっているため、(また中央公論というのは確か読売が買収したと記憶しています)、議論の形式は見かけ上は公平であっても、題材の選び方、コメントテーターの人選など、あらゆる点でそう言えるかどうかはかなり疑問です。

下世話に言えば、“読売が朝日にケンカを売り、朝日はコテンパンにやられた”形になっていますが、ただ、仮に不公平な設定であれば、今後、朝日新聞が同種の企画をして、反撃をしてくれることをぜひ期待します。  


二社の優劣はさておき、日本の世論をリードしてきた大新聞の社説を比較し、検討を加えるというのは、極めて単純な方法ですが、人々に与えた影響力を考えるとジャーナリズムの歴史的な資料ですね。

掘り下げ方次第で大学生の研究論文の対象にもなるでしょうし、中学生レベルでも非常にわかりやすい手法です。新聞の社説ですから、普通の中学生にとっては平易な内容ではありませんが…。


高校生以上なら、難解なところは飛ばし、自分の興味のある話題だけで構わないのでぜひ読んでもらいたいなと思う一冊です。そして、それらについて、できれば自分なりの意見を持つ、さらに他紙を調べても良い、そうすることは絶好の知的訓練になると思います。


また、一口に新聞と言えどもこれほど大きく主張が異なる、新聞に書いてあることは必ずしも一致しないし、正しくないということを明確に教えてくれるという点で本書を推薦したいと思います。

1 1950~70年代(講和条約;60年安保;70年安保)

2 80年代(モスクワ・オリンピック;82年元旦社説;84年元旦社説 ほか)

3 90年代以降(PKO;村山社会党、安保・自衛隊政策転換;憲法改正試案発表 ほか)


本書の他に、同様の企画で、北朝鮮問題に絞ったもの、そして21世紀に入ってからの話題に焦点をあてたものが出されているようです。

憲法改正について、是か非か、どちらの側に立ってもディベートできるくらいになるまで、本書のようなものを参考にしっかり勉強して下さい。




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読売VS朝日―社説対決50年

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読売vs朝日―社説対決・北朝鮮問題

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読売vs朝日―21世紀・社説対決

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