
いつ頃からか、私の読書はあっちへ行ったり、そっちに寄ったりで、常に同時進行で数冊、時には20冊くらいを読むというヘンなスタイルになってしまいました。
あまり興味をひかないものだと、途中まで読んだ内容を忘れてしまい、もう一度最初からやり直しになったり、もういいや、と止めてしまったりするものもあります。かなり…。
本書は違いました。最初から、最後まで集中して読んだのは久しぶりです。今、確認しますと、アマゾンではすでに100を越える書評がありますし、ネット上でもたくさんの良質なレビューが出ていますから、今さら“ネット素人”の私があまり申し上げることも、あまりないでしょうが、せっかく読みましたので、少しだけ…(笑)。素人が読んだほうが衝撃の度合いが大きいとも言えるでしょうから。
単なる検索エンジンだと思っていたグーグルの思想、ネットのこちら側とあちら側という対比で、社会を非常にわかりやすく解説してくれます。ホームページとブログの意味するものの違いなど、まったくわからないままでしたし、そんな状態で始めたブログのおかげでネットを見ていて気になったものが(例えばいろいろな無料サービス、アフィリエイトなど)かなりあったのですが、それが氷解した印象を受けます。
ヤフーや楽天に対し、グーグルやウィキぺディアの違いなど、引き込まれて読みました。ロングテールやフラクタルなど、以前ご紹介した『
歴史の方程式』 にも通じるような物理的な分析にも感心しました。
そうした分析が興味深いだけでなく、世代論や社会構造分析など、非常に高いレベルの筆者の教養と前向きな人生観まで感じられる一冊で、多くの方にお薦めしたいと思います。
http://tokkun.net/jump.htm『ウェブ進化論』梅田望夫
ちくま新書:249P:740円


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- 2006/06/05(月) 21:56:06|
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ウェブ進化論 が今、アマゾンの本で6位に位置づけています。というわけでもないですが、先日買って読んでみました。
- 2006/06/06(火) 23:38:47 |
- マルコ式ネット白書