本を読もう!!VIVA読書!【LIST編FC2】

【絵本から専門書まで】塾講師が、生徒やご父母にお薦めの本をご紹介!本体【goo】の書評リスト編です。コメント大歓迎!  

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中学受験 東京・神奈川 いっせいにスタート!

 
 東京神奈川、小6受験生のみんなへ】


とうとう来たね! 明日からだね。

自信満々の人もいれば、不安で不安でしょうがない人もいるでしょう。でもね、もうここまできたら、ジタバタしてもしょうがない。何をすれば良いかというと、今の自分の実力がきちんと出せるように気をつける。それだけ。


もし、今、落ち着かなくて、何かしたい人は、参考書や塾のテキストよりも、過去問をもう一度ざっと見直しておこう。中学受験というのは、常に過去問が最高のテキストだから。間違いない!


明日の持ち物(忘れ物)チェックはしたかな?まだだったら、これを見て確認ね。


 → 受験生 持ち物(忘れ物)チェックリスト



それでもまだ、落ち着かない人は、genio先生が最後の時事問題のまとめをUPしてくれているから、のんびり復習しよう。


 
→ 入試に出る時事ネタ日記



さて、関東地方の天気はどうだろう? 今のところ明日は だ。



もちろん、誰だって合格したいし、先生たちやお父さん、お母さんもめちゃくちゃ合格して欲しいと思っているけれど、今、大切なのは結果を心配することより、最後までベストを尽くすこと。


本番の入試は、学校のテストや模擬試験と違って、満点をねらっちゃダメなんだ。自分のできる問題だけをきちんと解く。それで合格できるはずだから。


だいたいどこの学校でも7割取れば合格できるし、学校によってはたった半分正解するだけで合格することだって珍しくない。だから考え方としては、7割ねらいなら、30点分も間違えてOK、6割なら、40点捨てても合格する!


明日、よ~いドン!で入試が始まってさ、一番最初、出だしに難しい問題があった場合は特に注意ね。 “あっ、わかんない” ってあせりまくっちゃうから。


これは中学生や高校生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちもよくやるミス。できれば、よ~いドンのあと、問題全部を見渡せる余裕が欲しいな。ちょっとぺらぺらっとめくるだけでもね。


“よし!去年と同じ” となるか “あっ変わってる” となるか…、どちらでも良いんだよ、実は。変わってると、きっとあわてるけど、気持ちの持ち方しだいで自分に有利にできる、チャンスかもしれない。きちんと名前を書いてスタートだ!


明日いきなり第一志望なら、何年分も過去問を解いているだろうからすぐに分かると思うけど、ひょっとして傾向が変わっていても、自分ひとり分だけ変わっているはずがない。当たり前でしょ、きっとまわりのみんなも、 “あせり度” は同じ。だから絶対にあわてない。あわてた人が負け。おもしろそうと思ったら勝ちだ。


あわてちゃうのと、急ぐのとは違うからね。


さらに、これも大切。一時間目に失敗するとダメージが大きい。もし最初が苦手科目だったり、得意科目のはずが、“あ~だめだ~” となっても、絶対にあきらめるな。泣きたくなっても、帰りたくなっても、最後の科目の最後の一分まで頑張る。いいね。


もし仮にどうにもなんないくらい、予想以上に難しかったら、まわりの人も同じように失敗しているはずだからまったく心配ない!ガッツポーズ、& ニコニコして、できたふりをしなさい(笑)。まわりはビビるぞ。


大丈夫、これまでやってきたことをきちんと出せれば、必ず合格点に達するんだから。


だって学校の教科書で習うことより、ずっとずっと難しいことを何年もやってきて、それだけですごいこと。すでに志望校に合格できるだけの学力はある。その間に受けた模試結果や、相性や実力をもとに決めた志望校なんでしょ。そのことを信じよう。


勉強もスポーツも、教えてくれた先生やコーチ、そして仲間、最後には自分!を信じられる人が勝つんだからさ。



おっ、あと緊張すると絶対トイレが近くなるから、早めに行っとくようにね(笑)。

最後に、ニコニコで家に帰れるように、ハッピーターンと、“勝ちの種”! さらに、軽くパスするで、“カルパス” 完璧だ!




ハッピーターン.JPG       勝ちの種.JPG      カルパス.JPG
  (クリックで拡大)


 

健闘を祈る!





【ご父母の皆様へ】

一応、受験生向けに上のメッセージを書きましたが、小6でこのブログを読んでいる生徒はまずいません。もし、明日の入試のことがご家庭で話題になったら、こんなことを伝えてあげるとよろしいかと思います。


中学受験では、本人以上に緊張されているのが、お父さん、あ母さんですね。ひょっとして眠れなくとも、何年間に一回のことです。お子さんの身代わり、犠牲だと思ってがまんして下さい(笑)。


前日の晩ごはんは、縁起を担いで “カツ(勝つ)ドン” くらいで、他はなるべく普段通りで行きましょう。緊張はお子さんに伝染しますから、度を越すとマイナスです。


2月1日が第一志望という方と、2日や3日という方がおられます。いずれにしろ中学受験の場合は気分転換の余裕なく、連続で早起きして試験会場に向かわなければなりません。

スタートが良いに越したことはありませんが、万一初日はうまく行かなくとも、当然ですが、引きずらないように気を付けて下さい。


『どうだった』と真っ先に聞きたい気持ちは親として、塾講師としても同じですが、手ごたえが悪かった時は、言いたくないでしょう。子どもによっても違いますね。そして、良かったら、“うるさい!” と言わず聞いてあげましょう(笑)。


やり方はご家庭それぞれだと思いますが、落ち込んでいる場合の対処は考えておいていただきたいと思います。


“12の春を泣かせるな” そんな言葉もありますが、勝負事ですから(笑)、勝ちも負けもあります。そういう試練の場に参加され、これまで心を砕き、見守ってこられたすべての親御さんに敬意を表します。


最後まできっちりサポートしてあげて下さい。



湯島 お守り お札.JPG




心より、合格を祈念いたします。


VIVA





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  1. 2007/01/31(水) 13:46:19|
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『ネクストソサエティー歴史が見たことのない未来がはじまる』ピーターFドラッカー

 

サエティー.jpg




一昨年95歳で亡くなった、ドラッカー氏の著作です。本書、執筆当時は93歳でしょうが、鋭い分析は衰えを知りません。本当にすごい。


新聞記者として、ヒトラーなどにインタビューをし、その記事でナチスから迫害を受けることを恐れ、出国。やがてアメリカに移り数々の活躍、日本政府からも勲章をもらっているほどの大経営学者ですね。


本書はこれまでに発表された論文やインタビューを集めたものですから、学問的な大論文を期待されると拍子抜けしてしまうでしょうが、その分非常に読みやすくなっています。

グローバリズムポスト産業化社会とはどんなものか。知識階級が中心となる 『ネクストソサエティー』 とはどういうものか、まだ見ぬ時代を具体的に大胆に予測します。

competition” という英語を、“競争” と訳し、その概念を日本に知らしめようとしたのが、福沢諭吉なら、“民営化” という、今となっては当たり前の政策を世界中に定着させたのがドラッカーです。


未来を予想するには、過去や現在を冷静に分析しなければなりません。例えば、日本の官僚システムこそが欠陥だと、新聞などを通じて知っていても、


「そういう構造になるのは歴史の必然であり、官僚組織が絶大な権力を持つことはフランス、イギリス、ドイツなどは日本以上である。権力を持たないほうが例外的である」


こう指摘されるだけで、視野が広がりませんか?


グローバル社会というもののなかで起こる現象、日本の他、アメリカ、中国、韓国など各国の歴史を踏まえた行動パターンの予測など、本来は経営者向けに書かれているとは思うのですが、学生にとっても知的刺激を得られる内容だと思います。


これからはどんな社会になるんだろう、自分は何をやったら良いのか、単にぼんやり考えても、答えは出ませんね。何学部を受けたらよいのか、迷っている生徒は非常に多いです。もちろん本書にその答えがあるわけではないのですが、きっと考えるきっかけになると思います。


いくつかの章は既に読んだことがあるような気がしますが、いずれも示唆に富む指摘で、高校生以上に勧めたい一冊です。






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『ネクストソサエティー歴史が見たことのない未来がはじまる』ピーターFドラッカー
ダイヤモンド社:320P:2310円


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  1. 2007/01/31(水) 01:01:53|
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『灘高キムタツの頑張ってるから悩むねん。』 木村達哉

 


頑張ってるから悩むねん。.gif



やっと発売になりました。



日本有数の進学校、灘高。その高3生の英語担当教師、キムタツこと、木村達哉先生のエッセイです。昨日、アマゾンから届き、即、一気読みでした。


私は、つい先日の記事で、今年のセンター試験前、受験生に贈る最後の一冊として、バートランド・ラッセルの 『幸福論』 を選びました。長年の私の愛読書で、ものすごいパワーと知恵にあふれた珠玉の名作だと思ってそうしましたが、本書を読んで、まず最初に思い浮かんだ感想が、

 
“あっ、これは、キムタツの幸福論 だ” というものです。

“夢ってなんだろう?”

“どうして前向きに生きることができないのか?”

“自分は変えられるのか?本当の自分って?”

“教育とは?”

“お金とか家族の意味は?”




こういう、根本的なことが気になってしまう、感性の鋭い若い人に読んでもらいたい一冊です。若くなくても、訳知り顔にものを言う、私のような大人たち(笑)、そういう人にも大変刺激的でした。(生徒が親に薦めるのに良いかも!)


さて、拙ブログを継続的にご覧頂いている方は、私がキムタツ先生とお付き合いがあることはご存知だと思います。そのきっかけは、私がキムタツ先生の最初のご著書 『センター試験英語リスニング合格の法則』 をどちらかと言うと、やや“批判的”にレビューしてしまったことです。それこそ訳知り顔に…。

 
それに対していただいた、先生じきじきの真摯なコメントに驚きました。どうして拙文が先生の目にとまったのか、その当時、まだ、ブログランキングにも参加していませんし、ブログをはじめた当初で、きっと一日のアクセスもわずか50くらいの時の記事ですから、偶然と言う他ありません。




 → 『センター試験英語リスニング合格の法則



まぁ仮に、こんな記事を見つけたとしても、無視して何の差支えもないのですが…。


最近でこそ、拙ブログでとりあげたご著者自身がメールを下さることが結構あるのですが、私が批判的に書いたものに対しては、こう言っては申し訳ないのですが、本や英語の不備に対して、読者、多くは受験生には関係のない、言い訳が多いのです。


やれ、忙しかっただの、出版社の不手際だの…と。その点でも、キムタツ先生のコメントは際立っていました。取り上げたことに対する感謝の意が表明されているのですから。


その後、続けて、


センター試験英語リスニング合格の法則(実践編)

東大英語リスニング

東大英語リーディング

東大英語ライティング&グラマー



を次々と出され、それぞれにレビューを書きましたが、これまた驚くことに、普通、“売れた”後に、出されるものは大抵、派手な宣伝とは裏腹に、手抜きが目立ったり、繰り返しの主張や英文が多くなるものですが、キムタツ先生の場合は逆。どんどん内容が濃くなっている印象です。


特に近著のライティング&グラマーは出色で、東大受験生だけでなく、多くの生徒に使ってもらいたい一冊です。いや、ほんとに。お世辞でもなんでもなく。ブログから一円の利益もありませんので(笑)。



また、こうしたネット上のやり取りの中で、“今度ぜひ一杯やりましょう” というのはどこでもあいさつ代わりですが、キムタツ先生は、実際に忙しい時期にもかかわらず、東大特講の前日に上京された折、私にわざわざ電話をいただき、実現しました。



→ 『Enjoyed ourselves



本書で繰り返し強調されている、“アンテナをはり、行動する” というのを確かに実行されていますね。ただ、アンテナの感度が良すぎて、私のようなものまで、そのアンテナに引っかかるので、どうかとも思いますが…(笑)。


また、思いがけず、灘高の未履修問題の発覚したその当日、私は、木村先生が出版物の打ち合わせ中(本書かな?) にもかかわらず、 “先生のフェアプレー精神を信じたい。すぐに、ブログで事実を公表して、お詫びのメッセージを出していただきたい”とメールをし、数回やりとりをさせていただきました。  


下手な対処をすれば、キムタツ先生のブログが炎上するリスクもありますが、先生は翌日すぐ、履修漏れの事実の公表と、自らの認識不足に関し、真摯なお詫びの記事をブログに出して下さいました。



→ 『履修漏れに関して(お詫び)』(キムタツのリスニング日記)



受験業界や教員の世界に無縁の方にとっては、単なるお詫び記事ですが、私にとっては、信じがたいほど、けた外れに勇気ある行動です。長くなるのでやめますが…。キムタツは本物だと、私が一番感動した記事なんです。


週刊誌も新聞、テレビ局も、さらに、きっこのブログまでも、遠慮なく、灘高や、その教師を批判しますが、まったくの事実誤認があります、きっと今だに。そのあたりは当教室、伊藤先生がきちんとした記事を書いてくれました。




 伊藤先生のブログ→『代々木の個別学習塾講師が想う、あれこれ




渋谷で二度目にお会いした時、私がその不公平に憤慨しながら、そのことについて話し合いました。先生は身に降りかかった批判や不利益を、まるで次のことに向けたエネルギーに換えてしまうかのようなポジティブな態度でしたが、その真意、考え方が本書を読んで理解できました。


人間、木村達哉がこれまで経験した多くの挫折。病気や受験での失敗、さらに父親の事業の失敗など…、筆舌に尽くしがたい苦労を経て、また読書を通じて、身に付けた人生観なんですね。


人生、泣き笑い、演歌じゃないけど(こんなこと書くと、叱られる!)、本当にそういう一冊で、私も読んで泣き、笑いましたね。



この世に生まれた以上、がんばらなあかん、生徒たちの役に立ちたい





それを再認識させられた一冊です。受験に関わるすべての人に読んでもらいたいなぁと思います。






P.S. 本書の印税は大部分ユニセフに寄付されるそうですよ。また、たまたま昨日は先生の43回目の誕生日だそうです。おめでとうございます。ますますのご活躍、祈念しております。
 





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『灘高キムタツの頑張ってるから悩むねん。』 木村達哉
ベネッセコーポレーション:208P:1260円





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  1. 2007/01/30(火) 04:41:44|
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新春恒例 【川柳】 (塾生・塾講師の川柳)



いやぁ受験の緊張が続きます。 で、ちょっと息抜き。



当教室一月恒例の新春優秀川柳の発表です




毎週、毎月の予選をくぐりぬけてきた優秀作品。

昨年9月から12月の間に投稿していただいた川柳が対象です。

全作品を全講師、生徒に採点してもらい、合計点で競います。


・勉強部門』 と 『一般部門』 の二部門。



それぞれに金賞 ・ 銀賞 ・ 銅賞 ・ 優秀賞があります。




まずは、優秀賞から、どうぞ!



 ■ 優秀賞 ■

『一般部門』

使うより 売るのが一番 PS3

増えていく 出生率より 自殺者が

柿食えば 腹が鳴るなり 食あたり

世界バレー 放送時間で 結果見え

目薬を 点すとき無防備 開いた口 



・勉強部門』

皆勤賞 休まず遅れず 勉強せず

いじめっ子 名前書いちゃえ デスノート

浪人は ニートじゃないぞ! お父さん!!

久々に 開いた教科書 きれいだな

日本人 どうりで歴史に うといはず




 


ここからは銅賞、銀賞の発表です。




■■■ 銅賞 ■■■


『一般部門』


● フセインを 倒したブッシュ 共倒れ ●


● 食欲の“秋”だけだったら やせている


● ハンカチを 持っても王子に なれぬ僕  ●




・勉強部門』


● 男子校 泣く泣く家庭科 メシ作る


● 「明日やろう」 受験生の 合言葉  ●


● 愛ちゃんは 早稲田大学 受かったサー!






■■■ 銀賞 ■■■


・勉強部門』


■■■ あら不思議 履修したのに 知識ゼロ ■■■



■■■ リスニング 集中しても BGM ■■■ 





『一般部門』


 ■■■ Xマス 過ごす相手は まだX ■■■



■■■ ソフトバンク 0円のせいで ソフトパンク ■■■






そして、最優秀川柳、金賞は、これですっ!



■■■■ 金賞作品 ■■■■ 



・勉強部門』



■■■ 持久走 俺にとっては 死んじゃい走 ■■■




『一般部門』



■■■ 子供減り 子供のような 大人増え ■■■ 


 






それにしても生徒諸君や講師の方々、よく思い付きます。
入試に川柳があったら、うちの生はみんな特待生で入れそう(笑)。



川柳は毎年、お正月、5月、9月の年3回やっております。
入賞者には図書券が渡されますので、どうぞどしどしご応募下さい。

どなたでも参加できます。

当教室HPの川柳コーナーから、メールアドレスのみで投稿できます。






■■■ 川柳は時事、歴史問題です。■■■



絶対にどこかの入試に出る!


中国・韓国史を genio先生がまとめております。


受験生は絶対チェック!





genio先生のブログ → 入試に出る時事ネタ日記






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  1. 2007/01/29(月) 13:17:10|
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『総合英語 Forest』 墺タカユキ 石黒昭博


総合英語 Forest.jpg



『総合英語 Forest』 の第5版が一ヶ月ほど前にリリースされました。ものすごい勢いですね。学校で使っているところも多く、この改訂版に私も注目していました。


本書の解説は、中川教室の Mie先生にお願いしました。初登場ですね。


以下がMie先生の書評です。




■■■

こんにちは、中川教室で英語を担当しております。 Mieです。

初心者から上級者、内部進学生から受験生まで幅広く使えます。文法の丸暗記ではなく、理解を深めることに重点が置かれています。イラストを使った説明があるのが特徴です。


英語を日本語に訳すとき、「頭の中で状況を絵にできる」 ということはとても重要です。簡単な文章では必要ないかもしれませんが、複雑である場合、どっちつかずの「何となくの日本語」で訳してしまうこと、誰にでも経験があると思います。


まずは頭でイメージでき、さらに絵に描ければ、理解度は100%と言えるでしょう。

辞書の意味をそのまま暗記し日本語訳に使用すると、日本語として意味が通じないこともあります。これが丸暗記による弊害です。文法だって同じです。その場に応じて臨機応変に対応する必要があります。

理解度が深まれば誤訳は減ります。丸暗記はその場しのぎにすぎません。 高校生にとっては、今更聞けないと言ったような情報が含まれている点は助かるでしょう。さらに、基礎文法の他に高度な情報も多く含まれています。

英文法には例外が多く存在するので、この点もカバーすることができます。また、小テストも数多く用意されているので、分からない箇所を残さないようになっています。


但し、併せて問題集も発行されていますが、書店で購入することができません。問題集は学校関係者のみを対象としているようです。

使用者の立場に立てば、参考書と問題集をセットで売ってほしいものです。参考書のみとは、何とも残念です。


■■■


Mie先生のおっしゃるとおりで、かなり高い評価を与えられる参考書だと思いますが、私も正直、こういう学校優先という販売戦略がどうも気に入りません(笑)。


“業界” の事情はよく知りませんが…


使い方が意見の分かれるところなので、注意してください。具体的に説明するのは長くなりますので控えますが、要するに、607ページというボリュームがありますから、辞書的に使うのか、勉強の中心にして何度も通読するのか。


生徒の学年や学力によっても使い方が違います。


個人的には、生徒に対してというより、これから英語の教師になろうという人が、じっくりすべて理解できるまで読むのに最適かと思っています。(変な感想ですが…)


 
 


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『総合英語 Forest』 墺タカユキ 石黒昭博
桐原書店:607P:1523円


 


 


 

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  1. 2007/01/29(月) 11:22:03|
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『慶応大世界史』 『早稲田大世界史』 沼田 英之 矢野文明  坂本新一 神余秀樹

 


慶応大 世界史.jpg      早稲田大世界史.jpg




早稲田大学・慶応大学の入試はいつも、受験シーズンのクライマックスの時期に当たりますね。本書は大学別で、しかも世界史だけの内容。対象は絞られますが、注目に値する参考書のようです。


genio先生が解説してくれました。



■■■

早慶受験を考えている皆さんにお薦めの問題集がこれ! 早稲田・慶應それぞれの過去問から良問を選んで時代順に配列したものです。

両校とも学部によって形式は異なりますが、早稲田政経及び法学部以外の出題レベルは概ね共通しているので、基本的にどの学部の受験生にもお薦めです。

そして、早稲田を受験する方にとっても慶應の問題はいい練習になりますし、逆もまた言えるでしょう。

扱う時期としては通史の学習を一巡して、志望学部の過去問を解き終えた段階の仕上げの問題集として使うのが良いと思います。

この問題集で特に優れていると思うのが、早慶レベルの受験生にとって特に必要な知識レベルを明確に提示して、しかもそれを一つのテーマ史のように知識整理してくれている点です。

多くの問題集ではレベルの高い知識については単純暗記を求める傾向があり、それと比べると本書では丁寧に歴史的文脈を追って説明してまとめてくれていると言えます。

また、上記の早稲田政経や法学部に稀に出題される奇問の数々は省き、正攻法の知識勝負を仕掛けている姿勢にも共感しました。

個人的に特に気に入っている項目は、


1.ローマ教皇の事跡整理・・・カロリング朝を創始したザカリアスやアビニョン捕囚のクレメンス5世など 

2. ローマ皇帝の事跡整理・・・ブリタニアを征服したクラウディウスや第一次ユダヤ戦争のウェスパシアヌスなど 

3. シチリアの晩鐘の分かりやすい説明 

4. ヨーロッパの地域紛争と国際戦争・・・1949年のイタリア戦争から第3次ポーランド分割まで 

5. 中国の行政区分図・・・案外これがありがたいものです。 

6. トルコ人の変遷・・・丁零→高車→鉄勒→突厥;これは渋い です。


世界史受験の方であれば、あ!一度は見た事あるゾ!という内容がきちんとした文脈で出題されるのが早慶です。上手にまとめてくれている良い問題集ですね!



■■■


直前と言っても、早慶の世界史をまとめたい人にとっては間に合いそうな絶好の一冊らしい。

genio先生はずっと、時事問題の予想をしています。大学受験生(現代社会)に限らず、中学、高校受験生も、入試に社会のある人は絶対に確認しておいてくれ。

 
 genio先生のブログ→ ■ 入試に出る時事ネタ日記 ■





まだまだ、できることはたくさんあるぞ。

きちんと的を絞って最後までベストを尽くせ!



がんばれ!受験生!



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 『慶応世界史』『早稲田大世界史』 沼田 英之 矢野文明  坂本新一 神余秀樹
河合出版:慶応168P:早稲田176P:各1100円

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  1. 2007/01/28(日) 12:15:08|
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『チャート式 新化学Ⅰ・Ⅱ』 野村祐次郎,辰巳敬,本間善夫 (数研出版)



     




モルがねぇ~、どうもねぇ~という私にとっては、この先生に教わっていたら、化学の “モル恐怖症” と、ついでに物理の“光年拒絶症” は治っていたと思いますよ。本当に(笑)。


今日は初登場の村井先生が、あのチャート式の解説をしてくれました。村井先生は~、またこれが生徒に人気あるんだ。だって、声も体も大きいけど、ニコニコして絶対怒らないんだもん、ずるいよ(笑)。


以下が村井先生の解説です。



■■■

はじめまして、中川教室の村井です。よろしくお願いします。

化学の勉強を自分1人でしていると、途中でつまってしまうところが出てくると思います。問題集を解いているときなど特にそうでしょう。

解答を見てもそんなに詳しくは説明していないし、教科書は見にくいので探しているうちに化学の勉強がイヤになってしまう。そんな方が多いと思います。

こういったケースにも、この参考書があれば、きっと自分の求めていた‘納得いく説明’を見つけることができるでしょう。本屋で見かけたときにはどんな参考書なのか試しに確認してみてください。


この参考書の特徴について簡単に紹介したいと思います。

①内容の充実 …教科書では扱っていない内容でも、知っていると理解が深まることや、入試で出題される可能性のある細かいこともしっかり扱っています。


②見やすい図説の充実 …化学の物質や反応は目に見えないものだが、それを図にして説明しているので、イメージしやすく、そのことについて理解もしやすくなっています。

③ポイントやまとめなどの充実 …教科書のようにただ説明しているだけでは、なかなか頭に入ってきません。それをポイントごとに印をつけ、さらに分野ごとにまとめページもあるのでどこをとくに集中して勉強したらイイのかわかると思います。また覚えやすいように語呂をつけるなどの工夫もしてあります。

④検索機能の充実 …もしわからないことに出くわしても、索引をつかってすぐに調べることが出来ます。また、用語別・化学式別の索引になっているので、どんなときでも見たいページが見つかるでしょう。


必要な知識はこの参考書にすべて詰まっているので、これがあればどんな疑問も解決するでしょう。ただし、これは参考書であり、問題は載っていないので、問題演習は、自分のやりやすそうな問題集を併用して練習してみましょう。

それで化学は充分マスターできるはずです。是非、参考にしてみてください。


■■■


これ私も見ましたが、びっくりするくらいきれいな写真があって、見ているだけおもしろかったですね。中学生の教科書は度を越してしまって、まるでコミック誌みたいなものがありますけどね(笑)。


そういえば、monta先生も、『化学I・IIの新研究―理系大学受験(卜部 吉庸)
』 の紹介の中で、文系の生徒にはチャートが良いと、勧めていましたね。





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気分転換です。

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『チャート式 新化学Ⅰ』 野村祐次郎,辰巳敬,本間善夫
数研出版 312P 1575円  
『チャート式 新化学Ⅱ』 野村祐次郎,辰巳敬,本間善夫
数研出版 288P 1554円


 


 


 

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  1. 2007/01/28(日) 11:21:32|
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『ヤバい経済学ー悪がき教授が世の裏側を探検』スティーヴン・D・レヴィット スティーヴン・J・ダブナー


ヤバい経済学ー悪がき教授が世の裏側を探検する.jpg



本書の第一章は、『学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ?』です。


学校の先生と言ってもアメリカの公立校の先生ですが。どこが同じだと思います? 何と筆者の主張は、両者ともズルをする、という点です。


私の愛読するブログ、『米流時評』 の ysbee さんが教えていただいたように、ブッシュ政権の政策 “ No children left behind ” (一人も落ちこぼれさせない法) のため、学校にテストが義務付けられ、生徒の成績の良い先生や学校は表彰されますが、悪い学校には、罰が与えられたりします。


テストですから、すべてのデータがそろっています。それをあるアルゴリズムで解析し、確率的にあり得ないパターンを指摘します。明らかに教師が手を加えた解答だとわかってしまうわけです。どこかで見たことがあると思ったら、サイモンシンの 『暗号解読 で見られたような手法でした。


えっと、本書からではありませんが、“不自然な並び” の単純な例は、例えば…

100問ある4択の選択式のテストで50点という点数はごく自然ですが、答案を見ると、前半50問がすべて正解で、残り50問がすべて誤りだったしたら、不自然というよりほとんどあり得ない結果です。確率を調べればそう判断できます。

テスト結果から、そういうあり得ないパターンが見つかり(もっと複雑な解析ですが)、先生のズルがわかってしまうわけですね。経済学というより、数学、統計学を応用している感じです。数学的解析の仕方としては、『数学ができる人はこう考える(シャーマンスタイン)』の一部に似ていました。



さて、日本人にとっては相撲が大問題。力士が八百長をしたのではないかと週刊誌が報道し、力士たちの事情聴取をしたというニュースは本当にショッキングでした。


相撲も学校のテスト同様に、すべての取り組みの記録が残っていて、学者たちにとってはさまざまなデータ分析をするうえで理想的です。

ここでは7勝7敗の力士が千秋楽に勝つ確率、8勝6敗の場合、また、7勝7敗対8勝6敗の対決、7勝7敗対7勝7敗など、またその同じ力士が別の状況で戦った場合など、さまざまなパターンを紹介し、明らかに八百長が行われているとほのめかします。

残念ながら、説得力のあるデータのように見えます。

他にも、さまざまな興味深い分析、データ解析がならんでいるのですが、いずれも読者を納得させるに充分です。教育分野にも多くのページが割かれていますから、お薦めできます。


データというのは人によっては単なるゴミが、筆者にとっては宝の山になっています。学校ごとのテスト結果など、人によっては、ランク順に並べて終わりになってしまいますが、使いかたによっては大変な証拠資料になるわけです。教師のインチキがあると仮定、推測し、データのどこをどう分析するかが勝負です。まさに暗号解読です。相撲も同様のやり方です。


データの読み取り方やアンケート自体に手を加えれば、世論を作り出せるとか、自分の主張に見せかけの客観性をほどこすことができることを見事に暴いたのが、谷岡一郎氏の『社会調査のウソ』 です。こちらもすごい一冊でした。


本書は、それ以前の、疑う余地のない、何の変哲もないデータの中に、信じられないような真実が隠されているということを教えてくれます。谷岡氏の著作に劣らず、刺激的です。データによって、人々の思い込みを正していくわけですね。


また、分野は異なりますが、やはりデータを利用して、人々の心理を分析したものに『なぜ美人ばかりが得をするのか(ナンシーエトコフ)』。また、そういったことをビジネスに活用しようとするものに、『影響力の武器(ロバートチャルディーニ)』 があります。


この二冊とも、特に後者は超お薦めと言っても良いほど、私のお気に入りですが、本書もそれに劣らず、ひきつけられました。書名は “経済学” となっていますが、専門用語は全く使われておらず、“ヤバい” が表わすように訳もくだけた書き方で、高校生でも読めるのではないでしょうか。

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『ヤバい経済学ー悪がき教授が世の裏側を探検する』 スティーヴン・D・レヴィット スティーヴン・J・ダブナー
東洋経済新報社:336P1890円


テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2007/01/27(土) 10:18:23|
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東京 都立高校推薦入試始まる



いよいよ東京!明日から、都立高校推薦入試


  さぁさぁ、次は東京、中3生の出番、代々木校のみんな、がんばれ!


(実は、高校入試向けの参考書というのは、全国共通で使えるようなものが少ないので、あまりこのブログで紹介する機会がないのですが当教室 には東京・神奈川の中学3年生もおおぜい通ってくれているんです)


ただ、はっきり言って、東京は他に比べて推薦入試の倍率も高くて、厳しいんだよね。推薦入試のおかげで、受験回数が増えるとか宣伝してたけど、一般入試より合格するのが難しい入試が一回増えただけなんだもんな~(笑)。


面接小論文や自己PRカードだから、先生たちが合否予想をするのもめちゃくちゃ難しい。ということは、逆に言うと、内申書がイマイチだからと言って、あきらめることもないし、競争率にビビることもないわけだ。東京だけはやってみなけりゃわからない。


おみくじみたいなもんだと思って、やっておいで。だって、前にも言ったとおり、万が一合格できなくても、一ヶ月後の一般入試で実力勝負をするだけのこと!気軽に行ける。


時事問題や本に関しては、一つで良いから “気になったニュース” “好きな本” が言えるように。

それで、○○って答えると、すかさず、『それについてどう思うか』 と聞かれると思うから、その返事まではちゃんと用意しておいて。


 genio先生のブログでチェック!

 → 
■ 
入試に出る時事ネタ日記 ■ 



■■■ 昔、面接練習でこんなことがあった ■■■


試験官 『最近読んだ本で何かおもしろかったものがありますか?』

生徒 『はい!“赤毛のアン”です』 (ここまでは、ちゃんと用意している)

試験官 『どんなところがおもしろかったですか?』

生徒 『えっ~と、えっと、え~~~ (用意してない、とっさに)


       アンの毛が赤かったところです!


これでは落ちるよ(笑)。こんなこと言ったら、自己PRどころか、事故PR になっちゃう?

最低でも.…、いいかい最低でも

 『すみません、緊張してうまく言えませんが、アンの成長する姿に感動しました』

ぐらいは言ってくれ。頼むよ(笑)。




(このあとの注意は神奈川県の時と同じ)

面接、緊張すると思うけど、自分だけじゃなく、まわり、み~んな緊張しているから気にするな。友だちがいれば、軽くおしゃべりして声を出す練習。つまり慣らしておこう。突然しゃべって声がひっくり返ったらかっこ悪いだろ。



ただし、面接を待っている態度が悪いと、チェックされる  かもしれないから、ほどほどに。



まちがっても大声でゲラゲラ笑う とか、携帯電話でゲーム !なんかするなよ。そんなヤツが入学してきたら大変だって教えているようなもんだからね。カッコつけて本を読んでいるふりでもするか(笑)。


面接の練習はしたかな。もしまだ答え方に自信がない人は、志望動機、高校に入ってやりたいこと、将来の進路(大学進学など)だけでももう一度、はっきり言えるようにしておいた方が良い。



この前のリスト見たかな?→ 【 面接試験対策 】 



今からとても全部なんてできないし、やる必要がない。志望動機などをはっきりさせて、あとはなるべく、詰まらないようにしゃべる。ごまかすのは良くないから、もしどうしたらよいかわからない場合は、正直かつなるべく前向きに、




 「あまり考えたことがなかったので、入試が終わってからじっくり考えます。」 とか


 「両親や先生とよく相談してから決めたいと思います。


 「これからがんばってやってみよう(見つけよう・調べてみよう)と思います。



なんてね。


困った時に、「う~ん」 ってうなったままだとか、ニコニコしているだけではまずい。きちんとその後に、

すみません。わかりません(決めておりません)」 などと言えるようにね。




まぁ、あんまり気を遣うと硬くなる一方だから、この前も言ったけど、


Take it easy.


気軽にやっといで、何とかなるさ!(^_^)v


はいお守り




湯島 お守り お札.JPG





ほい!ついでに入れるもん!

合格グッズ3 ハイレルモン.JPG



では、元気良く…、いってらっしゃ~い!



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テーマ:高校受験 - ジャンル:学校・教育

  1. 2007/01/26(金) 14:22:55|
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『土屋の古文100 入試によく出る重要出典研究』 土屋博映





これも有名な参考書です。解説してくれるのは、“センター試験、国語の講評” をしてくれた、RYU先生です。

私は受験生じゃありませんが、この解説を読んで、ちょっと買いたくなりました(笑)。


RYU先生の授業は、聴いていてもおもしろいし、やっぱ、うまいわ~。


以下がその解説です。



■■■

古文を得意にするために必要なことは、当然「質」の高い勉強をすることです。試験で聞かれない単語、文法をどんなに一生懸命勉強しても、決して点には結びつきません。

出題可能性の高い単語、文法を確実に押さえるという、「質」の高い勉強が、古文を得意にすること、ひいては入試突破という目的達成 (文学部に行く人以外、大学入試終了後古文に触れることはほとんどないはずなので、ここに目的意識をもっても問題ないですよね?) のためにもっとも必要なのです。


ただし、「質」の達成のためには、一定の「量」をこなすことも残念ながら必要になります。その「量」をこなすために、とてもよい参考書がこの「土屋の古文100」です。


使い方は単純明快、一通り単語と文法を勉強したら、ひたすらこの本にある文章と訳を読んでいくのです。その際、古文を音読するのがベスト。


知らない単語や、記憶があやふやな助動詞があったら、その都度自分の使っている単語集や文法のノートに戻って復習していきましょう (仮にこうした細かい作業をしなくても、本文と訳を対照しながら、毎日音読するだけで効果はあります)。


習うより慣れろという言葉もある通り、これを繰り返すだけで、知らず知らずのうちに、古文が読めるようになっているというわけです。

できれば、よくわからないところを塾の講師に質問しながら、毎日一文から二文ずつ読み続けていくとよいでしょう。

なお、この本は頻出の文章ばかりを集めているため、本番でズバリ的中という可能性もあります。古文は文章の内容を問う問題がほとんどなので、的中したら、合格点はほぼ確実ですよ!


■■■



古文って不思議ですね。多くは、男と女が好きとか嫌いとか…、わびしいとか、いとおかしとか、そんなのば~っかり。ヘンテコリンな活用を言わされて…、勉強する意味がわかんない!


私も高校生の時、大嫌いだった古文ですが、実は20年以上前、塾を始めた時、“何でも教えます” と2万枚のチラシに書いて、たった一人の反応、でもうれしかった。

記念すべきその当教室初めての生徒、高校3年生の女の子の要望が、私の天敵 “古文” を教えて欲しい、でした(笑)。


もう時効でしょう。白状しますと、古文を何も知らない私は、本屋へダッシュして、『基礎からわかる古典文法』 なる本を買って必死にノートを取って覚えました。


彼女以上に緊張しながらも、無難に生涯初(きっと最後)の古文の授業を終えました。助動詞ならいける!ガッツポーズ!自分に感動しながら、次の授業のため、たった一人の生徒のため、丸まる一週間、助動詞を徹底して予習をした、その授業当日、数時間くらい前になって電話で…

“来週小テストがあるので、今日は 助動詞じゃなくて源氏物語の●●を教えて欲しいんですが”。


“あ~ぁ、そうなんだ、わかった、いいよ” 


もちろん、再び本屋さんへダッシュ!


源氏物語全訳』みたいな、当時、途方もない金額でその本を買い、●●を探して、その部分を徹底暗記で授業をした覚えがあります。

ごめんなさい、長くなりました。何を言いたいかというと、集中したら古文は分かるし、おもしろい。やっとなぜ古文を学ぶのか分かってきました。40歳過ぎてわかるんだったら、今のうちにその価値を知っておいた方が良いね。


ただし、本書は、一通り文法や単語を終えてから使うべきものだそうですから、いきなり初心者が使っても能率的ではなさそうです。その点に注意して下さいね。





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『土屋の古文100 入試によく出る重要出典研究』 土屋博映
ライオン社:216P:1200円



P.S. あっ、その私が教えた女の子ですね、一ヶ月後に “先生の授業はわかりやすいから”、と言って、次には代国語を教えて欲しいと…、ダッシュです(笑)。“チャート式現代国語”、徹夜で繰り返し読みました。その2ヶ月後に、“英語もやってみようかな~”。

神様がつぶやいたのだと思いました。で、
ちゃんと第一志望に合格しました。良かったぁ~。

 


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2007/01/26(金) 09:35:49|
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『大学受験集中講義 福崎のセンタ-英語 Super live』福崎伍郎


福崎のセンター英語.gif



現在の高3生、浪人生のみなさんはセンター試験が終わりましたので、使うことはないと思いますが、本書はセンター試験対策用のテキストです。今回のセンター試験は大幅に出題パターンが変わってしまったので、戸惑った人も多かったと思いますが、どうでしたか。


さて、本書はどうでしょう。帯にある、“たった1週間” というのが目に付きますが…(笑)。

今回は、『速読英単語(風速寛:Z会) 』 を的確に分析してくれたKOU先生にお願いしました。



以下がKOU先生の解説です。


■■■

センター試験を問題形式ごとに傾向分析し、過去問の解説などを交えながら、読み物的に攻略法を伝授していきます。


著者曰く、大学入試センターが毎年発行する「大学入試センター試験-実地結果と試験問題に関する意見・評価-」を研究することで、問題のねらいを分析し、画期的な対策本にしたそうです。


その「斬新さ」をどう捉えるかは個々の読者の判断に委ねますが、センター英語対策本としては、役立つ知識がうまくまとまっていると思います。 まず、随所に挿入されるポイントのまとめは、よく整理されていてどれも納得のいくものです。


また、「先生質問です」と題されたコラムのようなコーナーも、センター分析や学習法アドバイスとして、極めて常識的で違和感のないものです。類題にチャレンジしながらこの1冊を通読することで、センター試験に詳しくなり、問題を解く際に意識すべきことがわかるようになると思います。


ただ、受験生として気をつけて欲しいのは、この1冊で「できるようになった気がする納得感」を感じて満足しないことです。


あとがきに、『試験の直前は過去問を本試験・追試験、合わせて1年分解いておこう』とありますが、2回分じゃ全然足りませんから!!

いや、既に過去問で安定して8割以上取れる実力を持っている人ならそれでもかまいません。ただ、このテキストを手にする読者は、そういう点数を取れるようになりたい人が多いでしょうから、こんな甘口のコメントを最後に残すのはいかがなものかと。

私ならこう書きます。


□何よりのお勧めは、巻末付録の「センター英語まとめ本」です。センター直前は、ここに書いてあることを全部覚え直しましょう。また、模試などでまだ8割程度取れていない人は、このテキストを読んだ上で、過去問を5年×2(本試・追試)=10回分、最低でも解きましょう。 □


いやいや、間違いなく売れなさそうだ(笑)。こういう耳障りの悪そうなことは、出版するとなると書きづらいものなのでしょうねぇ。

福崎先生が本当に1年分でいいと考えているとは思えないのですが…。

また、先日のセンター試験の傾向がはっきりと変わりましたので、問題形式別のところが現在のままでしたら、購入するのは、どうかと思います。改訂版を待ったほうが無難でしょう。
 


■■■



そうなんです。テキストの類は、“猿でも分かる” とか“バカの~”、英語参考書なら “2週間完成” “10日間でマスター” というのば~っかり。


受験生諸君、はっきり言って、そういうものは、少なくともその倍、いや5倍かな?はかかるという覚悟が必要。内容自体は良くても、ついつい宣伝文句で短期間を謳ってしまう傾向があるからね。


それと紹介の中にもあったように、、

センター試験の形式が変わってしまったことで、本書は使いにくい可能性があります。その点は注意です。絶対に “今年の” センター試験の問題を確認してから判断して下さい。

わかるよね。




高校2年生もそろそろ受験モードで!




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大学受験集中講義 福崎のセンタ-英語 Super live』福崎伍郎
学習研究社:255P:1050円 



テーマ: 英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育

  1. 2007/01/25(木) 21:56:39|
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『大相撲の経済学』中島隆信





それにしても、プライドなどに代表される格闘技の世界や、相撲の世界は、どうしても闇の世界とのつながりの噂が消えませんね。実際に 溝口敦氏の 『食肉の帝王』 にも、山口組の話しが頻繁に出てくるし、有名力士や親方も登場しています。


その 溝口氏の長男がヤクザに襲われた事件 を見ても、それが的外れではないことの証明でしょう。


今回の 朝青龍らに八百長疑惑 との報道には本当に驚きました。日本中が騒ぎになる大スキャンダルだと思って、注意して見ておりましたが、テレビのニュースでは扱いませんでした。好きな力士ですので、まったくのデマなら良いのですが…。


今までも、この種の報道は何回かあったと記憶していますが、告発しようとしたもと力士が、記者会見の直前に突然、亡くなるという事件までありました。恐ろしい…。


相撲界から格闘技界へ移るのもめずらしくありませんね。元横綱曙が相撲協会を脱退して、K1に行き、何年か前にボブサップと対戦して話題になりました。弱いですが(笑)…。


億単位のお金が動いただの何だのうわさされました。

本書は、相撲界のお金に関わるしくみを解説したもので、大変興味深く読めました。ただし、八百長などの話ではありません。


私は熱烈な相撲ファンではありませんが、以前から、「年寄株の譲渡で3億円」が云々というような記事が出た時、また「この取り組みの懸賞が~本」とかいうのを聞くと、一体相撲の世界のお金はどうなっているんだろうと不思議に思っていました。 


タニマチというのも、巡業とか、桝(ます)席とか、横綱審議会とかいうのもよくわからない。他のプロスポーツの世界では年俸~億円などとよく言われますが、相撲に関してはあまり報道されていませんから…。 


本書を読んでよく分かりました。相撲というのは確かに、横綱(強者)に絶対的な権威を置く格闘技であることには間違いありませんが、相撲社会全体のしくみは、実に独特の文化で経済も運営されているということが。 


一定レベル以上の力士には、実に日本的な終身雇用、年功序列賃金制度が用意されています。


給料や年寄株のお金の話だけでなく、力士の体脂肪率や、さまざまな歴史などわかりやすく、興味深く読めると思います。曙の協会脱退も納得いきました。朝青龍は引退後のことまで考えてしまいました。 


裏社会との関係を扱った本ではありませんが、相撲社会が村社会であること。別々の部屋の集合体ではあっても、全体が一つの大きな伝統に支えられた経済システムを持っていることを教えてくれます。


P.S.そういえば、つい最近もイタリアのサッカー界で八百長が報道されましたね。今回の相撲の八百長報道の経緯などが早く明らかにされることを願います。以前に一度取り上げましたが、今回の事件で再度書き直しました。



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  1. 2007/01/25(木) 10:30:48|
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2007年 大学入試センター試験 「国語」講評




2007年、センター試験国語”の講評を、RYU先生 がわざわざ、このVIVA読書のために書いてくれました。かなり難化したようですから、思ったより点数が伸びなくてショックを受けた人も、気にしないで冷静に分析。


受験生や現在の高校2年生の人たちは、よく読んで今後の勉強にいかして下さいね。


以下が、RYU先生の講評です。



■■■


本年のセンター試験国語は、第一問は並、第二問は難、第三問は易、第四問は難という印象でした。

以下、各問題について、個別に感想を述べます。 

まず、第一問(評論文)についてです。

本文の内容は、西洋と日本との自然観の比較から芸術論にいたるというものでした。特に前段については「よくある」テーマであったため、分量に圧倒されさえしなければ、読解自体は容易であったと思います。

一方設問については、センター試験らしい、肢の細かい語に着目して解答する必要がある問題でした。

特に問3については 「刹那」 という語の評価次第で、異なる解答に至る可能性の高い難問だったと思います。 


次に第二問(小説)です。

とにかく分量が多く、読み切ること自体に時間がとられてしまうという点で厄介な問題と言えるでしょう。場面転換に伴う登場人物の心の動きを押さえて、メモをとっていく作業をすることで解答時間の短縮を図れたはずです。 


第三問(古文)は、個々の文の訳にこだわらず、登場人物とおおざっぱなストーリーを押さえるだけである程度解答に至ることができたのではないでしょうか?問2の文法問題も、「に」の識別という、誰もが一度は触れたことのある問題であったため、確実に点を取ってほしい問題といえるでしょう。 


最後に第四問(漢文)ですが、問5から問6にかけての漢詩にかかわる問題が難問でした。この2問は配点も大きかったため、漢文で大きく減点されてしまった人も多いのではないかと思います。 


さて、今後のセンター対策ですが、評論文については、言い換え、対比、比喩という基本的な文章のルールにのっとった読解を心がけ、よくあるテーマについては知識と覚えていくという当たり前の勉強法が必要になります。 

小説文についても、個々の場面における登場人物の心情を押さえていくという、小学生の頃からおなじみの読解を繰り返し、制度を上げていくとよいでしょう。 

一方、古文漢文については、最低限の文法、単語を押さえたら、あとはおおざっぱにストーリーを把握する訓練をしていきましょう。そのためには、各問題の内容、注釈など、本文以外のすべての部分を読解のヒントにする技術を身につけてください。 


受験生諸君の更なる健闘を祈ります。


■■■



ということです。

他の科目のセンター試験講評

→ 英語(VIVA) 数学(伊藤先生) 世界史(genio先生) 化学(monta先生)


他の科目も要望があれば、先生方にお願いして書いてもらいます。





さぁ私立大学も国立二次試験も頑張っていこう!


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受験生に引き続きエールを!

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  1. 2007/01/25(木) 08:54:27|
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神奈川県県立高校 前期選抜入試始まる!

 


 さぁ、明日からは、神奈川県の県立高校の前期選抜が始まる!


倍率はチェックしたかな。まぁ、今さら気にしてもしょうがないけど、川和高校や翠嵐高校が4倍くらいになっているけど、他は大したことはない。それに万が一ダメでも後期で実力勝負に持ち込むだけだ!気軽に行ける。


面接、緊張すると思うけど、自分だけじゃなく、まわり、み~んな緊張しているから気にするな。友だちがいれば、軽くおしゃべりして声を出す練習。つまり慣らしておこう。突然しゃべって声がひっくり返ったらかっこ悪いだろ。



ただし、面接を待っている態度が悪いと、チェックされる  かもしれないから、ほどほどに。



まちがっても大声でゲラゲラ笑うとか、携帯電話でゲーム!なんかするなよ。そんなヤツが入学してきたら大変だって教えているようなもんだからね。カッコつけて本を読んでいるふりでもするか(笑)。


面接の練習はしたかな。もしまだ答え方に自信がない人は、志望動機、高校に入ってやりたいこと、将来の進路(大学進学など)だけでももう一度、はっきり言えるようにしておいた方が良い。



この前のリスト見たかな?→ 【 面接試験対策 】 



今からとても全部なんてできないし、やる必要がない。志望動機などをはっきりさせて、あとはなるべく、詰まらないようにしゃべる。ごまかすのは良くないから、もしどうしたらよいかわからない場合は、正直かつなるべく前向きに、




 「あまり考えたことがなかったので、入試が終わってからじっくり考えます。」 とか


 「両親や先生とよく相談してから決めたいと思います。


 「これからがんばってやってみよう(見つけよう・調べてみよう)と思います。



なんてね。


困った時に、「う~ん」 ってうなったままだとか、ニコニコしているだけではまずい。きちんとその後に、

すみません。わかりません(決めておりません)」 などと言えるようにね。




まぁ、あんまり気を遣うと硬くなる一方だから、この前も言ったけど、


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  1. 2007/01/24(水) 18:12:51|
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『あたりまえだけど、とても大切なこと―子どものためのルールブック』ロン クラーク著, 亀井よし子訳

 

あたりまえだけどとても大切なこと.jpg




給食費を払わない親” に関するニュースには本当に驚かされました。とうとう、そんなところにまで、教育問題が出てくるんだと…。子供の “食育” 問題は親や家庭のしつけ問題でしょう。


ゆとり教育導入当時に、絶対反対だと思った理由の中で、一番分かりやすいものが、

【すでに同様の発想で、アメリカ、イギリスでの“ゆとり教育的なもの”が大失敗している】 ということでした。


先日ご紹介した、『日本を滅ぼす教育論議(岡本薫)』 の中でも、ゆとり教育を始めると知った外国人から“日本人は我々を見ていないのか” と言われたというエピソードが紹介されています。


そうです。すでに20年前にアメリカのレーガン政権は、衰退するアメリカ経済の問題は教育にあるとして 『危機に立つ国家 :A Nation At Risk』 を発表し、これは何千万部も売れたベストセラーとなりました。その一部、英語ですがよろしければご覧下さい。大学受験生なら読めると思います。


 →http://www.ed.gov/pubs/NatAtRisk/risk.html




結局、日本でも教育再生会議がこれから、きっと “日本版、危機に立つ国家” を発表し、アメリカのゼロトレランス方式(生徒に対する不寛容:小さなことでもきちんと罰則を与える) が、例えば、いじめっ子に対する出席停止措置にあたるのでしょう。


数年前の予想通り、もうそっくりの道をたどっていると感じます。


そんなアメリカでも、教育現場で悩まされたのは、学力の低下の後に続く、マナーの低下、日本なら少し前の学級崩壊、フリーター、失業問題、そして犯罪です。


本書は2001年に「全米最優秀教師賞」を受賞した著者が、教育現場における日常生活のマナーの大切さを紹介した本です。


目次は以下のようなものです。


大人の質問には礼儀正しく答えよう

相手の目を見て話そう

だれかがすばらしいことをしたら拍手をしよう

人の意見や考え方を尊重しよう

勝っても自慢しない、負けても怒ったりしない

だれかに質問されたら、お返しの質問をしよう

口をふさいで咳やくしゃみをしよう

何かをもらったら三秒以内にお礼をいおう

もらったプレゼントに文句をいわない

意外な親切でびっくりさせよう

〔ほか〕


日本とは文化が異なりますので、そのまま具体例を受け入れることはできないでしょうが、その行動の根底にある、相手に対する思いやりは共通です。


ポイントは、この筆者が上のようなことを頭から押しつけるのではなく、まず自ら実践し、それがなぜ大切なのかも子供たちに考えさせていたからこそ成功したというところだと思われます。


大変読みやすく、ユーモラスでもあり感動的でもあります。 本書は子供の教育論であるばかりでなく、私たち大人の生き方をも問題にしていると思います。ちなみに著者はこの教育実践を通じて、ハーレムの底辺校から優秀な生徒を生み出しています。


給食費もそうですが、上記のような、普通は説明せずとも “当たり前” だと思われることが、そうではなくなっている、このような題名、内容の本が必要とされる時代になったとも考えられますね。



P.S. 給食費問題、すずさんのブログ、【What A Woderful World】 で取り上げておられます。ぜひご覧下さい。

  → どうしようもない親、息ができなくなる 
   




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 『あたりまえだけど、とても大切なこと―子どものためのルールブック』ロン クラーク著, 亀井よし子訳
(草思社:254P:1470円)




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  1. 2007/01/24(水) 12:25:11|
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『麻生雅久の数学:場合の数・確率A・SOの解法-試験で点が取れる』麻生雅久著

 


場合の数・確率A・SOの解法 麻生雅久の数学.jpg


 



さて、久しぶりに大学受験用の数学の参考書を取り上げましょう。『チャート式』 や 『大学への数学』 ほどメジャーではありませんが、この麻生先生のシリーズも評判が良いようですね。


紹介してくれるのは、F先生です。教室一のひょうきんものな~んて言ったら怒られます(笑)。

以下が、F先生の解説です。



■■■

場合の数と確率を苦手とする学生は多いと思います。かつての私もどちらかといえば苦手な分野でした。

場合の数と確率は、他の数学の分野にくらべ問題の種類が非常に多く、多種多様です。これらを全て覚えるのは難しいので、解くための考え方を覚えることが必要になります。

問題をただ覚えるのではなく、解くための考え方を覚え、応用させて解いていく練習をしないとなかなか実力はつかないでしょう。 

この本は数ある確率の参考書の中でも、解説が丁寧でわかりやすさではトップレベルだと思います。具体例が詳しいので、解き方を覚えるとともに考え方も身につくと思います。


本の中にある、「グループ分けは何通りあるか?」の解説を一部紹介します。 

A,B,C,D の4人を、2人、2人のグループに分けるときを考えてみよう。



4人から2人選んでグループを作る

残りの2人でグループを作る


と考えると、 ₄C₂×1=6(通り) となる。

これら6通りを全部書いてみると↓のようになる。

選んだ2人  それ以外の残り2人


AB      CD  …(1) 
AC      BD  …(2)  
AD      BC  …(3)
BC      AD  …(4)
BD      AC  …(5)
CD      AB  …(6)



 
何か気付かないかな?(1)と(4)って同じ組分けを意味している。どちらも AとB、CとDでグループを作るということだよ。(2)と(5)、(3)と(6)もそれぞれ同じ組分けを表している。 

だから、4人を、2人、2人のグループに分ける方法は、6÷2=3(通り)だよ。 ÷2の2は、(選んだ2人)と(残りの2人)の入れ替えの方法で 2!のことなんだ。こんなことが起こるのは、人数が等しいグループがあるときだよ。


大学入試向けにかかれているのですが、基礎部分の解説がしっかりしているので、学校の教科書の参考書としても使えると思います。場合の数・確率が苦手な人に、おすすめしたい一冊です。



■■■


私は、実を言うと確率とか場合の数とか大好きだったんですよ。今でも、確率だけなら、大学入試問題も解けるので、生徒をびびらせることができます(ちょっと自慢・笑)。



もうすでに、高校2年生も、センター試験まで1年を切ったから、

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『麻生雅久の数学:場合の数・確率A・SOの解法-試験で点が取れる』麻生雅久著
学習研究社:171P:950円

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  1. 2007/01/24(水) 10:06:15|
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『無念は力-伝説のルポライター児玉隆也の38年』坂上遼

 


無念は力.jpg


 




写真の人物をご存知でしょうか。すでに30年ほど前の1975年、38歳で亡くなったルポライター、児玉隆也氏です。



マスコミに進みたいという高校生も多いですね。単に有名人に会えるからという他愛のないものから、いわゆるジャーナリズムの世界にあこがれる正統派まで、多くの人をひきつけます。私だってマスコミというのはどんな世界かのぞいてみたい気がします。


ただ、ロシアで 『プーチニズム』 を書いたアンナ・ポリトコフスカヤ氏は殺害されましたし、日本では、マスコミで大きな事件が報じられるたびに、ジャーナリストでなくても、繰り返し不可解な“自殺”があると、『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』 を書いたベンジャミンフルフォード氏は指摘するように、見かけ以上に複雑ですね。




また、衝撃を受けた一冊、『日経新聞の黒い霧(大塚将司)』 を読んでも、弱い立場にいる人間が権力者を告発するのは、いかに日本が民主国家だと言っても容易ではない、どころか首尾よく終えるのは極めて難しいとわかります。



本書で描かれるのは、それに挑戦した児玉隆也氏の短い人生です。ジャーナリズムにあこがれた一人で、必死の努力で、その夢がかない名声の頂点に近付く直前に、残念ながら病に倒れてしまった人物です。


彼は田中角栄に食いさがろうとし、志半ばで病に倒れてしまうのですが、筆者の坂上遼氏は児玉氏とは全く面識もない第三者。熱心な一ファンとして6年もかけて本書を書き上げたそうです。 



児玉氏は戦中の極貧の環境下、8歳で父親を亡くすも、苦学をし早稲田大学を卒業。つてに頼って、工場での職をしている間に、記事などの投稿作品などが認められ、念願の出版業界に身を置くようになります。



父親が亡くなった時、棺が買えず、タンスを棺おけがわりに遺体を寝かし、大八車で火葬場へ運んだのは、まだ氏が小学校2年生の時のことです。そんな少年がやがて権力の隆盛を誇っていたあの田中角栄を追い詰める記事を書くようになっていったわけです。


その後数々のレポートやスクープなどが認められ、ついに編集長にまで上りつめますが、結局、その地位を捨て、フリーのジャーナリスト、いわゆるルポライターとして独立します。生活はどんなに苦しくとも自分の書きたいものが書きたいという信念です。



ところが独立したとたんに襲った病魔。ガンになってしまいます。今でこそ、ガンは誰でも口にする言葉ですが、当時ガンは隠さなくてはならない病気でした。家族やまわりの苦悩は深まりますが、本人はそれを知ったあと『ガン病棟の99日』という闘病記を出しました。日本で初めての“ガンの闘病記”だそうです。


死の直前、丸谷才一氏の推薦で、知の巨人、立花隆氏の“田中角栄研究”と児玉氏の“淋しき越山会の女王” がある賞を共同受賞し、もう大宅壮一の時代は終わったと指摘されたことがことの他うれしかったそうです。




ただし、正義感をふりかざしてばかりいたり、きれいごとだけを言っていたのでは、取材も進みません。冒頭で述べたように、どれほど美しい心や情熱があるからといっても、権力側はそうやすやすとスクープ価値のある情報が出て行くのを許しませんから、児玉氏の方もありとあらゆる手段を講じたようです。



筆者である坂上氏が、本書のために取材しているあいだも、あからさまな取材拒否や、児玉氏に批判的な反応がたくさんあったそうです。かつてのファンとしての複雑な感想も添えられています。



結局、取材した結果、そういうネガティブな内容も含めて、悲運の正義漢として持ち上げるのではなく、無念の天才ルポライターとして人間くさく書かれています。



実にさまざまな無念が描かれています。人生の師と仰ぐ三島由紀夫に最後の最後で認められなかった無念。

そして彼の死後、彼を題材にした映画とドラマができるはずだったのが、時の政治家のあからさまな圧力で流れてしまったのも無念でしょう。

どうりで “立花隆と双璧” 児玉隆也と言っても人が知らないはずです。



マスコミに行きたいという高校生には、一見華やかに見えるジャーナリストの活動の影に、さまざまな制約や大きな犠牲が伴っていることを知るのにも良い一冊だと思います。


やはり人生どこかでは、リスクをとる覚悟が必要。受験はその最初の経験かもね。その経験が人生に大きくプラスに働きますように!


 
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『無念は力 -伝説のルポライター児玉隆也の38年』坂上遼
情報センター出版局:415P:1785円
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2007/01/23(火) 11:05:15|
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『日本型ポピュリズム』大嶽秀夫





センター試験をしている間に、そのまんま東さんが知事ですよ。失礼ながら、勝手に泡沫候補だと思っておりましたので驚きました。

これまで不祥事も起こしましたが、早稲田に再入学して勉強もしていました。談合事件で嫌気が差していた宮崎県民の心を見事につかんだようです。すごいなぁ~。


宮崎出身ですし、知名度は確かに抜群でしょう。これまで多くのタレント、有名人政治家が登場しましたが、なかなか理想通りに活躍できません。私は彼の政策などは何も勉強しておりませんので、何とも申し上げられませんが、少なくともかつての大阪府知事のようにはなってもらいたくないですね。


トップだけ一時的に変わっても、談合体質はそれこそ、“そのまんま” になるという現象もよく見られます。県民の期待に応えるように、しっかりとした政治をぜひお願いしたい。


さて、本書は、大衆迎合政治や衆愚政治などをイメージさせる、『日本型ポピュリズム』が目に付くようになった90年代から丁寧に振り返り分析します。政治学科を志す高校生に読んでもらいたい一冊です。以前、取り上げましたがもう一度紹介させていただきます。


著者の大嶽氏は『現代日本の政治権力経済権力』でサントリー学芸賞を受賞、2001年には紫綬褒章まで受章されている大物学者ですが、久しぶりの著作だと思ったら、鬱病を患っていらしたそうで、回復しつつある時に本書を書き上げたそうです。 


非常に膨大な量の資料や文献にあたり、細川護煕や石原慎太郎田中真紀子、加藤紘一、小泉純一郎などが繰り広げた政治現象を、日本型ポピュリズムという観点から説明します。


アメリカとの比較や、小沢一郎などとの対照、報道番組やワイドショーの果たした功罪両面の役割など多角的に分析します。 


高校生が新聞の政治記事をよく読んでいても、やはり一日の分量はたかが知れていてなかなか全体像が頭に入りません。彼らは細川首相の時代はまだ少年少女ですから、実感がないのも当然です。 


逆にテレビというのは、あることがらの経緯を簡略にまとめた上、映像やBGMを用いて分かりやすく情報を提供してくれますが、視聴率や不偏不党を意識するためか、どうしても紋切り型になってしまいます。


また、人気キャスターだからといって筑紫哲也やかつての久米宏などのフィルターを通してできごとを理解してしまうとニュースが違った物語になってしまいます。 


本書はそういう点を指摘し、主に小選挙区導入以降のポピュリズムに焦点を当て、日本の政治風土とその変化を明らかにしてくれます。非常に読みやすくなっていますし、様々な新情報を得ることができます。


筆者は奥さんと一緒の闘病生活を乗り切ったあと、充実した気合が感じられる重厚な一冊でしたが、後半は息切れでしょうか、大嶽氏らしからぬやや雑な印象も受けました。



P.S.受験生の諸君には、そのまんま東というタレントはそれほど、強烈な印象はないかな。まぁ、さまざま話題になった人物です。それにしてもいろんな人生があるもんです。受験も人生の通過点に過ぎないけれど、その時々、全力で頑張っていないと、次のチャンスは来ない。がんばろう!






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『日本型ポピュリズム』大嶽秀夫
中央公論新社:308p:966円



P.S. 私事ですが、以前、愚息に関して記事をUPしてしまい、励ましのメッセージを入れてくださった方もおられますので、謹んでご報告です。おかげさまで、最初の受験校、千葉の市川中学に合格しました。第一志望はこれからですので受験は続きます。塾講師としては、結果がすべてという姿勢ですが、親としては、受験を通して学問の奥深さを感じ、知識を習得すること、そのために努力をすることが重要で、合格という結果はほんの少しだけあれば良いと思っております。ですから、この合格で、うそではなく(笑)大満足です。教室の先生方、ブログでコメントまで下さったみなさん、ありがとうございました。


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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/01/22(月) 14:10:02|
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2007年大学入試センター試験 予想平均点一覧 



大学入試センター試験の受験生の皆さん、とりあえず終わった。一段落だね。


大手予備校の平均点予想が出揃いましたので、ご紹介しておきます。全体的には難化が予想されています。





文系の6教科7科目型(英語を200点満点に換算し、900点満点)が


  代ゼミ:560点 河合塾:571点 駿台:566点




理系の5教科7科目型


  代ゼミ:593点 河合塾:573点 駿台:582点





昨年の平均より、18~39点低下 しています。地理歴史、公民、理科の各教科間の得点調整はなさそう。  



科目別予想平均点

代ゼミ

英語(筆記)115点
(リスニング)35点
国語118点
数学I・A52点
数学II・B57点
世界史B68点
日本史B60点
地理B62点
現代社会57点
倫理71点
政治・経済65点
物理I67点
化学I67点
生物I68点
地学I60点  


河合塾

英語(筆記)129点
英語(リスニング)33点
国語115点
数学I・A55点
数学II・B52点
世界史B69点
日本史B69点
地理B61点
現代社会55点
倫理70点
政治・経済66点
物理I66点
化学I63点
生物I68点
地学I60点  



駿台

英語(筆記)127点
(リスニング)34点
国語116点
数学I・A55点
数学II・B53点
世界史B67点
日本史B65点
地理B61点
現代社会54点
倫理69点
政治・経済63点
物理I62点
化学I64点
生物I67点
地学I61点


以上です。


 予想通り、昨年に比べた難化傾向は間違いないようです。まだまだ始まったばかりです。スタートが良かった人も、うまくいかなかった人も、もう一度気持ちを引き締めて。予備校の予想はあくまで参考程度。時に大きく違うこともある。また、自分の出願する科目によっては、逆に易化しているかもよ。


とにかく、最後まで頑張り抜こう!




うまく行っても気を抜くな!


失敗しても落ち込むな!


ここから新たな戦いのつもりで!



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  1. 2007/01/22(月) 03:17:18|
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『わかる!できる!応用自在―国立・私立中学入試対策(2)算数』


わかる!できる!応用ゥ在-国立・利率中学入試対策.jpg




センター試験もあり、中学受験もあり大変です!東京・神奈川地区はまだ間に合いますので、よく使われている本書を紹介します。


代々木の伊藤先生です。以下がそのアドバイスです。



■■■■

一昔前まで、中学受験参考書と言えば本書、『応用自在』か、『算数自由自在』 そして『力の5000題』 が有名でした。

実際に当教室に入塾した生徒の多くも持っていました。現在もその人気はそれ程衰えていない印象を受けます。

実際にその内容は、計算の工夫から図形、そして特殊算に至るまで、一般的に中学受験に必要とされている内容がほとんど網羅されており、どういったことを勉強して身につけていけば良いのかが明確にまとめられています。

流れに沿って学習していけばそれなりに力はついていくと思います。

しかし、例題の解説は全てがていねい、というわけではなく、はじめて勉強する生徒にとっては、解説を読んで自力で理解することは難しいと思われます。

やはり誰かに教えてもらいながら理解し、実際に類題を解いて確認するという勉強が必然となるでしょう。 ただ、私が個人的に問題と感じるのは、算数に限ったことではないのですが、解き方には様々な考え方や解き方があり、一律にこの方法、この公式をあてはめなさい、という勉強ではたして良いのかという点です。

例えば食塩水に関する問題では、天秤で解く、面積図で解く、あるいは式だけで解くといったように様々な方法があります。そうした様々な考え方の中で何を教えれば良いかと言えば、一番理解しやすく、かつ応用が効く方法となるのですが、生徒によってその感覚は多様であり、一律にこれで覚えなさい、というのは限界があります。


さらに申し上げれば、その先の中学で学習する方程式の文章問題のことまで考えると、天秤も面積図も不要となってしまいます。むしろ知らない方がいいくらいに。

とは言っても現実問題として中学受験に合格する力をつけなくてはなりませんから、本書をどう上手く活用するかという点に絞りますと、自力で勉強するならば、一通り受験内容を学習し終えてから、復習と確認ために利用するのが良いでしょう。

ただし、上で触れたように解法、考え方が違う場合がありますので、その際、自分はこちらの方法、あちらの解法を覚えるといったように折り合いをつけなければならない場合があります。

そこを注意して下さい。このことは本書に限ったことではありませんが…

一方、受験勉強を本書からスタートさせる場合には、フォローするというよりもリードする大人が必要になります。解説をただ理解させるだけでなく、いろいろな角度からアプローチして理解を深めていくような学習ができれば理想的です。

問題の中には難しい問題も含まれていますから必要に応じて、取捨選択する必要も出てきますので注意して下さい。

また、分からない問題が出てきたときの辞書代わりとして持っていても良いでしょうが、せっかく購入されるのでしたら、有効に使わない手はありません。使い方次第で無駄なく効果的な学習が出来ます。そういった点では良くまとめられている参考書だと思います。


■■■■


中学受験生も頑張るぞ!ラストスパート!



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『わかる!できる!応用自在―国立・私立中学入試対策(2)算数
学習研究社:336P:2310円



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  1. 2007/01/21(日) 12:19:58|
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2007年 大学入試センター試験 「世界史」講評


 genio 先生がお書きになった世界史の講評を記事にしておきます。

拙ブログでは一応、国語・数学・英語の講評を記事にすることを予定しておりましたが、要望などが多ければ、社会の他の科目や理科を載せることも考えております。



以下が、genio先生の講評です。

■■■■

受験生の皆さん、今日は1日お疲れ様です。雪も大事にならず良かったです。

さて、今年は世界史の指導を中心に行ってきましたので、先ずはセンター世界史Bの講評を書きたいと思います。

これまでセンター世界史は近現代中心でした(
ドラゴン桜でも指摘されていましたね)が、今回は第二次世界大戦周辺の出題は影を潜めるなど、対象時代がバランスの取れたものとなり、若干の変化も見られました。

しかし近年のトレンドである東南アジア、インド、そしてイスラムなど東西交流で重要な影響を与えたテーマ史は引き続き出題されました。このあたりはしっかりと準備した受験生は問題なくクリアできたと思います。

注目された
モンゴル史ですが、今回は出題されませんでした。このあたりは国公立2次や私大での出題が十分に考えられますので、引き続き受験生は気の抜けないところだと思います。

特に最近は東南アジア諸王朝との絡みがよく出ているので、過去問だけでなく、ヨコのつながりを資料集で確認しておく必要があるでしょう。

今回のセンター世界史を全体として見ると、昨年に比べてレベルはやや易しくなった印象です。と言うのも、多くの受験生が苦手とする社会経済史から政治史中心へと重点が移ったためです。このあたりは日本史も同様ですね。

ただ易化すればするほど、上位層との差が出なくなるため、試験の有効性という観点からすると課題の残る内容だったと思います。

私大のセンター利用が増えている中、国公立の理系受験生と私大の文系受験生が同じ試験を受けるのには正直そろそろ限界があるのではないかと感じています。


■■■■


ということだそうです。

当教室の生徒たちのできを見ていますと、英語や世界史は高得点が多く、国語は例年と同じくらいという感じでしょうか。



さぁ残りも頑張っていこう!


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  1. 2007/01/21(日) 11:41:29|
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2007年 大学入試センター試験 「英語」講評 


難化することが予想された、2007年実施の大学入試センター試験ですが、英語もおそらく平均点は若干下がるものと思われます。リスニングも去年は平均点が高かったですね。


問題数(設問数)自体が増えましたし、今年は大きく問題形式が変わりました。第2問、第6問を除くすべての問題形式に変化が見られます。毎年、少しずつ変わるのですが、これほど大きく変更されることは珍しいですね。“センター試験・命” で同じパターンで繰り返し練習していた受験生が戸惑ったのではないかとちょっと心配です。


各設問ごと、時間配分まで徹底的にやっていた人ほど、予定が狂ったわけですから、気の毒です。パターンが変わってもあわてるなと常々指導しますが、これほどだと影響が出てしまうのは避けられないでしょうね。


問題のレベル自体はそれほど変化はなく、基本的な易しい問題が多いのですが、このパターン変更が平均を下げる方へ働くでしょうし、また、ただでさえ量が多すぎると感じていたのですが、今年はさらに英文が長くなりました。


実は、少し前まで、センター試験の平均点予想は私の得意技の一つ(笑)で、どこの大手予備校より、早く正確に当てる!などと豪語し、自信もありました。が、参加する私立大学がどんどん増える一方で、年ごとにセンター試験の規模が拡大するにつれて、読み切れなくなりましたね。


さまざまな学力レベルの受験生(つまり下位)が大量に参加するようになったため、こちらの予想より平均点が低く出はじめ、それでも全体の平均点を6割程度に保つようにするために、問題は相対的に易しくなり、上位校を受ける生徒たちはあまり差が出ないものになりつつあります。


つまり、テストの性格が、高得点を狙う、差を付けるというより、高得点で当たり前、失敗しないことが重要、そういうものになっているように感じます。もはや、一つのテストで50万人の学力差を見るという発想自体がムリではないかと考えております。


ますます文法・暗記軽視、会話・実用・スピード重視の傾向が一層強まってきました。抽象的ですが、細かい知識はまったく必要なく、英語や国語的センスの良い人が有利ですね。

それ自体は一つの考え方なので、仕方ないのですが、私はこの傾向には反対ですね。リスニングが50点も入るわけですから、筆記の方はもう少しじっくり考えるタイプの問題が欲しいと…。

他の私立大学に比べても、処理すべき英文の量が非常に多く、本当に大変です。今年はそれがさらに増えたわけですから、私には残念です。量を減らすか、試験時間を延ばして欲しいとずっと以前から思っておりました。


何よりも、“国語的センス” とか “スピード” というのは大事な要素でありますが、もっとも訓練しにくい学力の要素です。逆にいうと努力があまり報われない分野なので、他の要素を重視して欲しいのですね。



個々の問題のレベルは決して高くなく、難しくありませんし、良問とさえ呼べるかもしれません。ただ、上で申し上げたような内容が改善されるよう強く強く希望します。




まぁ、英語に関してはとりあえずそんな感じです。問題に文句をつけましたが、逆にそれであるために救われる生徒もいるわけですから、難しいところですけどね。



さぁ、受験生諸君。一日目が終了しました。もう緊張もないでしょう。明日からまた、頑張って下さい。



さらなる健闘を祈る!


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  1. 2007/01/20(土) 22:05:23|
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【面接試験対策】 質問具体例 中学・高校・大学入試



東京は雪になってしまいましたね。昨日の記事に大変多くのコメントありがとうございました。受験生諸君は大いに勇気付けられ、雪にめげることなく頑張っている最中でしょう。

去年もまるでセンター試験の受験生を狙い打つかのような大雪でした。自然界が受験生たちに “環境問題を忘れるな!” とでも言っている感じです。

今日の深夜までには、センター試験の英語に関して講評をUPしたいと思っております。


それまで、面接試験対策の記事をUPしておこうと準備を終えたのですが、記事の字数制限 10000字を越えてしまい、こちらが望むような内容、つまり模範的な応答例を付けられません。問答集になっていなくとも、UPしないより良いだろうということで…、


当教室で使っている高校受験用の面接対策の問題例の半分ほど(聞かれることが多いもの)だけをとりあえず、記事にしてみます。


中学受験なら、高校中学に、中学を小学校に置き換えて考えて下さい。模範例や他の質問などについての情報を望まれる方がいらっしゃれば、また近いうちにUPします。
 


■質問内容■その質問の具体例 

必須項目 ・受験番号・出身中学・氏名

志望動機 ・この学校・学科を希望した理由  ・なぜ高校に進学したいか

通学について ・通学方法・交通手段・通学にかかる時間
                   ・3年間休まずに通えるか

生徒会活動 ・生徒会委員・学級委員を経験したことがあるか
                 ・生徒会等の活動で学んだこと・得たこと
                 ・高校で生徒会委員等をやる気があるか

部・クラブ活動 ・何部に所属していたか ・3年間部活動を続けられたか
                    ・部ではどういう活動をしたか(個人成績・部としての成績など)
                    ・部活動から学んだこと・得たこと
                    ・部活動と勉強を両立できたか・部活動はあなたにとって何か
                    ・高校で、部活動と勉強を両立できるか

中学校生活 ・印象に残ったこと(行事・授業・先生等)
                 ・中学校について(所在地・特色・校歌等)
                 ・中学校生活で力を入れたこと
                 ・校長や担任の名前・人柄
                 ・いじめについてどう思うか、どう対処するか
                 ・中学校生活で学んだこと・得たこと
                 ・中学校生活での反省点・後悔していること
                 ・中学校生活で自慢できること、大切にしてきたもの

進路について ・将来の夢・希望・高校卒業後の進路(進学先・就職先等)
                   ・将来、どんな人になりたいか

時事問題 ・最近、最も関心のあるニュース
              ・今朝の新聞で印象に残った記事
              ・いつも新聞を読んでいるか・新聞のどこを読んでいるか
              ・高齢化社会をどう思うか
              ・知事の名前

趣味・特技 ・趣味や自信のある特技について
               ・最近読んだ本・感想・印象に残った本・感想・作家について
               ・好きなテレビ番組、映画
               ・1ヶ月に本をどのくらい読むか・1日にテレビをどのくらい見るか
               ・好きな(得意な)スポーツ・好きな音楽(ジャンル・作曲家等)・好きな映画
               ・これから読んでみたい本・習っていること(ピアノ・書道などの習い事)
          
尊敬する人 ・尊敬する人とその理由

自分について ・長所・短所について・自己PR
                    ・短所を直すための努力・工夫等

日常生活 ・休日の過ごし方・家事の手伝いをしているか
              ・習慣や心がけていること
       ・こづかいの金額・使い方(何に使うか)

交友関係 ・友人はたくさんいるか ・友情についてどう思うか
              ・親友について(人柄・親しい理由・親しくなったきっかけ等)
              ・友人との最近の主な話題・友人とはどういう遊びをしているか
   
家族・家庭環境 ・家族構成・両親の年齢・職業
       ・家庭での主な話題
       ・両親はどういう人か(あなたはどう思っているか)・家庭の教育方針について
       ・兄弟喧嘩はするか・ペットを飼っているか

勉強・学習 ・得意教科・不得意教科について
               ・1日の勉強時間・どの教科を中心に勉強したか
               ・学習塾に通っていたか

本校について ・印象(制服・施設・生徒・行事等)
                   ・本校について知っていること
                   ・本校を見学(体験入学)に来たことはあるか
                   ・本校の先輩、在校生に知りあいや親族がいるか
                    
高校生活 ・入学後どんなことをしてみたいか
              ・高校に望むこと
              ・最近の高校生をどう思うか
             
校則について ・本校の校則は厳しいが、やっていけるか
                   ・本校の校則についてどう思うか
                   ・中学校の校則をいくつか挙げなさい
                   ・なぜ校則があると思うか
                   ・バイク(オートバイ)について ・アルバイトについて

入試について ・学科試験の出来はどうか・合格する自信はあるか
                   ・入試が終わったら何をしたいか・どの教科が難しかったか
                   ・面接の練習はしたか
                   ・面接を待つ間、何を考えていたか

併願校について ・本校以外に受験した高校はどこか
                      ・いくつかの高校に合格した場合、どの高校へ進学したいか

出欠状況 ・欠席・遅刻は何回位か(その理由は何か)

その他 ・ボランティア活動について
           ・今いちばん興味
           ・関心のあること
           ・好きな言葉
           ・自分の名前について(由来・誕生日等)
           ・自分の住んでいる地域の説明
           ・自由とは何だと思うか
           ・環境問題について
           ・挨拶について



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 入試に出る時事ネタ日記



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  1. 2007/01/20(土) 14:15:14|
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【サイ(賽)は投げられた】 本番を控えた受験生諸君へ センター試験・(中学受験)

 



The die is cast.



訳せるかな、 “サイ(賽)は投げられた!”  って意味。


シーザー(カエサル)がルビコン川を渡った時の言葉。

『ここまで来たら、引き返せない。どうなろうとやり抜くしかない』

つまり、“やるっきゃない!” 


いよいよ明日

持ち物リスト のチェックは終えたかな?

自分のやれるだけの勉強はやったはず。


不安な人は単語暗記でもしていれば良い。

結果は考えない。単に



Hope for the best!



いつもと違うことをするのはダメ。

眠れなくっても、寝ようとあせっちゃだめなんだな。

牛乳かココアを温めて飲むのがいいんだけどね。



Just relax.



20年以上も前

センター試験(当時は共通一次)初日の前夜…、

明るくなるまで眠れなかったんだなぁ~。


いつもコタツで寝ていたのに、

“本番前日ぐらいはふとんでしっかり寝よう”


な~んて考えが、大失敗(笑)。




A little knowledge is a dangerous thing.

(生兵法はケガのもと)





でも受かった。

反省して翌日から“ちゃんと”コタツで寝たから。


寝られなくたって何とかなる

横になって、少しでもうとうとできれば充分。




The best advice is found on the pillow.

(考えたってしょうがない)



センター英語は、時間配分さえ間違えなければ、大失敗はない。

緊張して“普段より慎重に解こう”とするとワナにはまる。


満点を取る必要はない。

迷ったり、分からなかったりしたら

スパッと捨てよう。大胆に!

で、自分のカンにかける。



Take a risk!

(一か八かやってみろ)


だって、絶対にやってはいけないのは…、

居眠り…おやすみ.gif じゃなかった


最も配点の高く、最も易しい第6問に時間が足りなくなることだから。


Don't put the cart before the horse.


(本末転倒してはいけない)




何があってもいいように・・・



Prepare for the worst.


そして、できるだけ












だって

仮にだ、仮に、英語で失敗しても、

センタ一試験は終わりじゃないし、

入試はまだまだ続く。

自分の強さがもう一度問われるだけ。

だから…




Take 
it easy





大丈夫だって!




Efforts will always pay off.

(努力は報われる)
 



というではないか。





テストに出るといいなぁ!下の3つ


さぁ、最後のエール!

は全部 

“がんばれ!” 




Hang in there!



Go for it! 



Break a leg!




で、本日は合格カップ麺じゃなくてちゃんとしたお守り


みなさまのために、ご用意いたしました。(^O^)/


湯島 お守り お札.JPG





祈!
合格








Try your best, and

I’ll keep my fingers crossed for you.
 





心より健闘を祈る!






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テーマ:受験 - ジャンル:学校・教育

  1. 2007/01/19(金) 01:48:16|
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『ラッセル幸福論』バートランド・ラッセル著 安藤貞雄訳


ラッセル幸福論.jpg




いよいよ大学入試センター試験が二日後にせまりました。そういえば、キムタツ先生の灘中学も同じ日でしたね。関東では、千葉県の私立中学入試がいっせいに始まります。


昨日、当教室中川校(横浜)の生徒の一人、M君がはるばる北海道の名門中学を受験、見事合格の報が届きました!ご両親とも大いに悩まれた上での、北海道での受験、いやホント良かった。すごいなぁ~、おめでとう!本当に、おめでとう!




さて、もちろん受験生でこの時期に読書をする余裕のある人は少ないと思いますが、入試前に生徒たちにおくる一冊として紹介するのは “ラッセル幸福論” にしました。

私が大学の受験勉強をしている高校時代、ラッセルの英語にずいぶんてこずりました。当時は、ラッセルやエドウィンライシャワー氏の格調高い、複雑な構造を持った英文がよく出題されたものです。

読解から、会話重視の英語教育が叫ばれるようになってから、姿を消した印象を持っていましたが、ここ数年学力低下、英語力低下批判を受けたのか、いくつかの大学でラッセルが出題され、ちょっと驚き、うれしくなりました。


そして、私が大学生になってから、いまだにずっと愛読している一冊がこの幸福論です。


表紙にもあるように、受験生に限らず、日本のすべての子どもたちに、


 【 たくましく、しなやかに 】 
生きてもらいたい。



ラッセルは偉大な数学者であり、哲学者、なおかつノーベル文学賞まで取っているという大天才。しかもおじいさんが英国首相を務めるなど、代表的なエスタブリッシュメント(今なら、セレブ?)ですが、何といっても日本人が注目したのでは、アインシュタインなどと核兵器廃絶運動、ベトナム戦争反対運動に熱心に取り組んだことと、その時なんと89歳で座り込みをし、警察に拘留されたという事件でした。


そういえば、80歳で4度目の結婚をしています。幸福すぎる?たくましすぎる(笑)?


本書は難解な哲学書ではありません。宗教的なものでもなく、日々の生活の中で人々が「意識的に、無意識に働きかけること」によって誰でも幸福になれるはずだということを説き、不幸だと悩んでいる人を力付けます。



例えば、戦場におもむく兵士は、敵や死を恐れぬためにさまざまなテクニックを使って、戦闘のための勇気を身に付けます。これは太古の昔から研究され、実行し成果をあげていますが、精神的、理知的な勇気を身に付ける訓練はまだまだ遅れている。しかし、戦闘の勇気と同じように、毎日無意識に働きかけることで、そういう生きる勇気が身に付けられると指摘します。


“考え方を変える“努力”次第で人生というのは様変わりする” ということを訴えているわけです。何も不幸な人だけが読むのではありませんよ、もちろん(笑)。教育論など参考になりますから、幸福な方もぜひどうぞ。何度も繰り返し読む価値のある名著だと思っています。


ラッセルは、『英語達人読本(斉藤兆史・上岡伸雄)』の中でとりあげられているように名文家です。世界中に研究家がおりますから、夏目漱石の作品が青空文庫で読めるのと同様、本書も原書はネットでも読むことができます(訳もどこかにあったような…)。英語が得意な生徒はチャレンジしてください。 

 


→ 幸福論 『 The Conquesut of Hapiness 』(英語・フルテキスト)





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さらにさらに、緊張をやわらげるためにハイこれ↓ 

しつこい?

『うカレ!うどん』 だそうです(笑)。

こんなのと一緒に…、ラッセル許して!



うカレーうどん.JPG




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『ラッセル幸福論』バートランド・ラッセル著 安藤貞雄訳
岩波書店:294P:735円

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  1. 2007/01/18(木) 12:43:53|
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『美人論』井上章一



美人論.JPG



ジェンダーフリーフェミニスト運動はやや下火とはいえ、男女差別に対し、かなりの力や正当性を持つ時代に、美人論とは何ごとか。このような題名の本をご紹介すると、眉をひそめる方もいらっしゃるでしょうが、お許し下さい。


これは、確か、
小谷野敦氏が薦めていた本で、とてもおもしろく、学問的な一冊です。“美人とは” という顔の美醜や振る舞いの良し悪しの定義などを論ずるのではありません。ましてジェンダーフリーなどを攻撃するようなものでもありません。

実際、本書の解説は、フェミニスト運動のチャンピオンである、
上野千鶴子氏がなさっているのです。(しかも出版は朝日新聞社(笑))。実は上野氏と井上氏はかなり親しい様子で、解説も抜群におもしろかったです。


歴史的にどのように美人が扱われてきたか、その政策や世相などを研究、考察したまじめな一冊です。誰も手を付けなかった分野の研究ではないでしょうか。 


本書を読みますと、“美人” というカテゴリーを表社会から消したことによって救われたのは、そうでない人々ではなく、美人たちだとわかります。歴史を見ると、アメリカの黒人は差別が少なくなって社会的地位が上がりましたが、美人はカテゴリーがなくなって救われた側です。

つまりそれまで、美人とされていた人々は、もてはやされていたどころか、差別を受けていたとすら言える事実がたくさんあり、驚きました。


アメリカの学校の現場では、黒人というカテゴリーがないように、日本でも現代では、教育上、建前上、顔の美醜は存在しません。個性があるのだということになっています。今となっては当たり前の話です。


私が高校生の頃、国語の先生が授業中に 『
松坂慶子さんを美人だと思う人?そうではないと思う人?』 と我々生徒に挙手を求めました。美人ではないと手を挙げた数人の生徒がおり、先生は、『あんな美人はめったにいないと思うが、実際にはそうでないと言う人もこうしているだろう。このように美人がどうかは、人によって異なる、主観的なものなので、他人にそれを押し付けてはいけない』 と言われました。なるほど、その通りだと思ったものです。


しかし現実の社会では、テレビのアナウンサー、モデル、レースクイーンでもやはり、多くの人から見て美人のカテゴリーに入りそうな女性がほとんどですね。


本書は美人の存在そのものが否定されている今日までの、美人の歴史などを紹介しておりますが、上野氏は、美人とは何かが出てこないので、“中途半端”だと批評し、上野氏らを井上氏の側に巻き込もうとしても、“その手は桑名の焼きハマグリ” とおどけていました(笑)。


目次だけを書きます。


1・受難の美人

2・美貌と悪徳

3・自由恋愛の誕生

4・容貌における民主主義

5・資本と美貌

6・管理される審美眼

7・拡散される美貌感

8・努力する美人たち

9・禁忌と沈黙

10・美「人」論の近未来


以上です。


決して試験には出ないでしょうが、読んでいて昔の日本の、知られざる世相が興味深いです。よろしければどうぞ。


以前、ご紹介した、『
なぜ美人ばかりが得をするのか(ナンシーエトコフ)』。書名はダメですが、こちらもハーバード大学の心理学博士が書いた、非常におもしろい一冊で、“美”や“美人” というものを扱います。本書と同様、お薦めできます。




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『美人論』井上章一
朝日新聞社:314P:861円


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  1. 2007/01/17(水) 12:15:59|
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『チョイス新標準問題集化学1・2 』下田文雄,・生田泰朗・前田由紀子 『入試精選問題集11化学』


チョイス新標準問題集化学1・2.jpg   入試精選問題集11-五訂版-化学I・II 河合出版.jpg




化学参考書に関する質問、要望がありましたので、monta 先生にお願いして、『化学I・IIの新研究―理系大学受験』卜部 吉庸(著) に続き、↑の二冊、化学参考書に関するご意見、使い方を教えてもらいました。



以下が、monta先生の意見、書評です。



■■■

化学の問題集としては、学校では “重要問題集・セミナー化学” などが使用されています。それらの問題集も良質な問題を扱っていますが、結局は自分がそれを使用して、しっかり勉強することが何より大事なのは言うまでもありません。

学校とは別に、家庭学習として利用する参考書をあげるならば、この 『チョイス新標準問題集化学1・2』 を生徒たちに勧めています。

本書の特徴は、まず何よりも解答がしっかりしていること。

また、わかりやすい素直な問題が多いので、基本からきちんと順を追って学習したい人には、最適な一冊といえると思います。ただ、“化学” というものが分かり始め、勉強が軌道に乗ってくると、生徒によっては、本書では量が少ないと感じるはずです。

その場合は、同じ河合塾の『入試精選問題集』 を併せて使うことを勧めます。

チョイスのものより難しい問題が多いのですが、類似問題が多く、理解を深め、安定性を増すために、あわせて使うのには最適な二冊だと思います。


■■■



ということです。よろしいでしょうか。

 
monta先生のブログ
 


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 『チョイス新標準問題集化学1・2 』下田文雄,・生田泰朗・前田由紀子
河合出版:171P:945円

『入試精選問題集11-五訂版-化学1・2』
河合出版:384P:1000円


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  1. 2007/01/16(火) 21:46:03|
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『はじめて考えるときのように』 野矢茂樹/文 植田真/絵

 


はじめて考えるときのように.jpg





大人の “絵本” であり “哲学書” です。 



“考える” とはどういうことかを、正面から問いかけるような意欲的な一冊で、一人の哲学者と一人の絵描きが、大人向きの絵本のように組み立てました。




野矢氏は数学者で、専門的な著作も多々ありますが、最も “一般的” なものとして、『論理トレーニング101題』 が私の好きな一冊で、このブログでも紹介しました。非常におもしろい本です。

本書も、おもむきはそれとはまったく異なりますが、一般読者向けの興味深い一冊です。


どういうわけか、日本の学問体系では、理系・文系と明確に分けられ、数学は理系の代表格、一方、哲学は文学部、つまりもっとも “文系的なところ” にたいてい入っています。とすると、生徒にとっては、数学哲学は両極端のように感じますが、不思議なことに実は両者はとても似ています。



共通するのは、“考える” 学問。


ちょっと偉そうに言わせてもうと、受験勉強でも仕事でも人生でも、一番のポイントは、他人より、ほんの少しゆっくり “考える” 余裕があるかどうか、これが大きい。




まるで世界地図の右端と左端が、実際は “うしろ” でつながっているように、数学哲学も見えないところでしっかりつながっています。




偉大な哲学者であるのと同時に数学者でもあるというのは、アリストテレスピタゴラスパスカルデカルトラッセルヴィトゲンシュタイン などたくさんいますね。



生徒によっては(大人も)、数学や哲学は、もっとも現実の社会と遠く、実践的ではなく、役立たないものとされてしまいますが、むしろ生きていくうえで、もっとも根本的な学問だとも言えます。



本書はその “考える” とはどういうことなのかを、中学生や高校生にも理解できる言葉と、シンプルな風景画で綴った本です。


ただし、手軽な本ではありません。何回も読んでいるうちに腑に落ちる、そんな感じです。



パスカルは「人間は考える葦である」と言い、考え抜いていたアルキメデスは「ヘウレーカ(わかった)」と叫んで風呂を飛び出した。“考えて、わかる” とは何か…身近な話題、単純な例をふんだんに用いてその意味を読者に問いかけます。



あふれるような情報の中で我々は一生懸命考えているつもりでも、実際は立ち止まっているだけのこと方が多く、考えて行動しているように見えても実は情報に踊らされていることがあるように思います。


要するに、へんな言い方ですが


【“考える”とは何かということを、じっくり考える絵本】 です。



文学部とりわけ哲学科などは不人気だと言われます。直接的に職業や資格に結びつかないものは敬遠されてしまうようですが、本当におもしろい学問はこういうものかもしれませんよ。



 あまり流行っていない“考えること”、その重要性がじわりと伝わってきます。受験生は受験が終わってから読んでくださいね。


 


 


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『はじめて考えるときのように』 野矢茂樹/文 植田真/絵
PHP研究所:167P:1628円 (文庫本も同じ表紙で出ています。650円)


 

テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2007/01/16(火) 11:00:15|
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受験生 合格応援グッズ 【ウカール・ハイレルモン・英数国・チキンラーメン(キットカット)など】


合格グッズ6.JPG
  
  紹介する本はあるんですが、おもしろかったので、ちょっと予定変更。

ご存知の方も多いでしょうが、私も手に取るのははじめて。

受験生合格応援グッズとでもいうのでしょうか。

 クリックすると拡大します。



合格グッズ1ウカール.JPG 

これは言うまでもなく、カールに、“ウ”を付けて、“受か~る”。 今や定番でしょうか。



合格グッズ3 ハイレルモン.JPG


 これもなかなかのセンス。ハイレモンに “ル” を付けて、“入れるもん”。いいですねぇ~。



合格グッズ2 エースコック 英数国.JPG 

なんだなんだこれは?と見てみると、商品名ではなく、エースコックが “英・数・国” おお!感動モンです(笑)。



合格グッズ5 チキンラーメン上.JPG  合格グッズ4 チキンラーメン.JPG  

チキンラーメンがどうした?と思ったら、横には苦心惨憺の語呂合わせ。よろしければ、拡大してご覧下さい。




これらの火付け役は何と言っても、キットカットで、「きっと勝つ」 の語呂合わせですが、なんと昨年、受験生の四分の一が試験会場に持ってきたとか。ほんとかな~。

生徒に聞くと、学校の前で、キットカットを配っている予備校や塾もあるそうです!

ただ、どうしても、カットのゴロは、【勝つ】 より 【 cut 】 切られそうな気がしているんですが…、みんな気にしないんでしょうか(笑)。




ではでは、持ち物チェックリスト と同じ締めですが…(笑) 


 

全国の受験生諸君、健闘を祈る! 


 



 


Goooooooood Luck!


 


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受験生であるmy son が、ブログに載せてと買ってきた。おやじのブログより、受験勉強してくれ!




 

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テーマ:塾講師のお仕事 - ジャンル:学校・教育

  1. 2007/01/15(月) 13:29:41|
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『小3までに育てたい算数脳』 高濱正伸


小3までに育てたい算数脳.gif


 



高濱氏のお名前やご意見は時々、いろいろなところでお見受けしておりましたが、著作を読むのは初めてです。こんな題の本を出すとは意外で、いったいどんな英才教育をするのだろうと思って読みました。



やはり、予想通り、早期教育のようなものを勧めるのでは全くなく、むしろ子どもが小さいうちに、外で遊べ!というような、まっとうな自然体験や理想的な家庭環境、積み木遊びなどから生まれる刺激が、あとになってからでは難しい空間把握能力や好奇心を育てるのだというような内容です。



高濱氏は以前から百ます計算に批判的でした。本書の帯にも“「百ます」だけでは子どもは伸びません!”とあります。本当の算数の楽しさをゆがめられたように感じたのではないかと推測します。


確かに“百ますブーム” が行き過ぎだった面は否めませんが、ちょっと違ったスジからの批判だと私は感じましたので、その発案者の陰山先生の著作『本当の学力を付ける本』を紹介し、百ます計算をどう考えるべきかを述べました。よろしければご覧下さい。



本書では、計算能力とは違った面の算数の力について述べられています。非常におもしろい一冊ですが、親野智可等先生(『親力で決まる』 『「ドラゴン桜」わが子の「東大合格力」を引き出す7つの親力』と同じような、家庭教育重視の立場です。




唐突ですが…、例えば、本書で紹介されている灘中学の算数の入試問題です。


 
『次の □ にふさわしい数字を入れなさい』 

「平成元年(昭和64年)は西暦1989年である。昭和の時代には、西暦の年数が昭和の年数で割り切れる年は □回 あった。」


ちょっと見、難しいです。とても。


昭和と西暦との数の差はいつも 1925 (例えば西暦1945年は昭和20年:1945-20=1925) ですから、この問題は

「1925の約数のうち、64以下のものの個数を答えよ」 と言い換えなければ解けません。 逆にそれがわかる子には簡単です。

 ちなみに答えは、1・5・7・11・25・35・55の7つですから、 答え 7


これは国語能力や発想力がポイントですが、そういう力は百ますでは付かないというわけです。そりゃそうですね。他にも開成、麻布、桜陰などの有名中学の入試問題をいくつか上げて、どういう能力が求められているかを解説、それを付けるには幼いうちに家庭で…、という調子で進みます。


一方、『
強育論』や『合格パズル』『強育パズル』 などの宮本哲也先生はパズルなどを用いた、独自のメソッドで合格実績をあげていますが、家庭教育に関してはほとんど言及しませんね。入塾テストさえないのですから、同じ算数の専門家とはいえ高濱氏とは対照的です。



こちらのブログで昨年春に 『算数オリンピック問題集』 をご紹介しましたが、高濱先生は、本書でも算数オリンピックの問題を引用し、やはりそういったものに対応する力を付けるのは、家庭でのしつけや子育ての工夫、そして小3までの遊びの中で身に付けていかざるを得ないという主張です。実際に高濱先生は算数オリンピックの問題作成委員、解説などを担当されています。



 ところで…、


田舎育ちの私も、小3までの“自然体験だけ”なら人後に落ちないと自負しております。家の周りは田んぼ、畑と山ばかり、塾はもちろんテレビゲームもなかったのですら。で、確かに数学は英語以上といっても良いほど好きです。

が、算数脳にはなっていな…(笑)ような気がします。また、当時一緒に遊んでいた連中はみな “超算数脳” のはずですが…、ヤッパリ…(笑)。



親野智可等先生の著書がお好きな方は、本書も大変参考になり、秀逸な教育論と感じるでしょう。私もそう思います。大変気に入りました。つまり大変良いことが書いてありますのでお読みいただきたいのですが、ちょっと書名から受ける印象が冒頭で書いたような、早期教育を促すのではなく、むしろ逆だということを頭にいれておいていただきたいと思います。


高濱氏をご存じなく、本書を購入し、読まれるような親ごさんは、教育に関心があり、問題意識があり、まぁ不安もおありかと思います。



こういった本を読むときは、受験生が学習方法の本を読むのと同じで、すべてをやろうとしないことです。親野氏の著作同様、ダメな会話の例や親子関係、逆に理想的な例も出てきますが、どれか気に入ったものを一つでも取り入れれば良いのだと思います。



本書で批判されていると思われる、百マス計算や公文式をあわててやめる必要もありませんというのが私の意見です。





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健康ジャーナル社:229P:1575円


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  1. 2007/01/14(日) 16:29:24|
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